大谷翔平を待つ“鬼門”ヤンキースタジアムの試練…3連戦は徹底マークと大ブーイング確実
投打の二刀流の元祖と言えば、かのベーブ・ルース。大谷翔平(28=エンゼルス)は、その「ルースが建てた家」と呼ばれるヤンキースタジアムを苦手にしている。
過去、投手として2試合に先発して0勝1敗、防御率27.00。計3回3分の2で3本塁打を含む10安打を浴びて11失点とコテンパンにやられている。打者としては3本塁打、5打点も、打率.139とからっきしだ。
日本時間19日からはその鬼門の球場でヤンキース3連戦。打者としての出場が有力視されているものの、「大谷は徹底的にマークされるし、スタンドからは激しいブーイングを浴びるかもしれません」と、放送関係者がこう続ける。
「ニューヨークは活躍する選手に対して称賛を惜しまない一方、期待を裏切れば自軍の選手だろうと、これでもかというくらい批判する。いまや投打の二刀流としてトップクラスの成績を残す大谷のこと。スタンディングオベーションで迎えるファンもいることはいるでしょうけど、ヤンキースには昨年ア・リーグの本塁打記録を作って2年連続MVPを目指すジャッジがいる。ジャッジにとって大谷は最大のライバルだし、ヤンキースは球団もメディアもファンも大谷に対して腹に一物ありますからね」