オリックスは防御率リーグワースト…看板の投手陣がからっきしでも首位快走のワケ
オリックス最大の強みは強力投手陣。山本由伸(24)と宮城大弥(21)、左右のエースに加え、宇田川優希(24)、山﨑颯一郎(24)らリリーフ陣の活躍が昨季は26年ぶり日本一の原動力になった。
ところが15日現在、チーム防御率3.61はリーグワースト。それでも2位ロッテに1ゲーム差の首位を快走しているのはなぜか。
「打線ですよ」とオリックスOBがこう続ける。
「チーム総得点142はパでダントツ。吉田正尚(現レッドソックス)の抜けた穴を、ルーキーの茶野篤政(23)とFAで加入した森友哉(27)の2人が埋めて余りある活躍をしていることが大きい。茶野が出塁して森が返すパターンで得点を重ねている。森は右つま先の骨挫傷で10日に登録を抹消されたが、16日からファームの遠征に帯同。左ふくらはぎの軽度の筋挫傷で同様に抹消されている杉本裕太郎(32)も遠征に行く予定です。2人とも打つ方が問題なくなれば即昇格すると聞いています」
防御率が芳しくない理由については、