今オフの去就注目の大谷翔平は社交的な性格がアダに? 「タンパリング」疑惑には要注意
大谷翔平(28)が対戦相手をも虜にしている。
先のレッドソックス3連戦でのこと。ボストンのニュースサイト「マスライブ」によれば、コーラ監督は傘下2Aポートランドの台湾人右腕が無安打無得点を達成した記念に、かねてファンだったという大谷のサインボールをもらったと明かしたのだ。
今オフの去就が注目される相手の主力選手と接触したコーラ監督は「タンパリング(事前交渉)じゃないよ」と軽口を叩いたが、大谷にとっては冗談では済まなくなる可能性がある。
今季限りで契約が切れる大谷を巡っては、今オフのFA市場どころか、今夏のトレード市場の目玉になると、複数の米メディアが連日のように報じている。
トレード期限(今季は米東部時間8月1日午後6時)が近づけば、昨季のように去就を巡って周囲が騒がしくなるのは必至。トレード市場の目玉が他球団関係者と親しげに接していれば「タンパリング」の疑惑を持たれかねない。
社交的な性格の大谷は日頃から対戦相手の監督、コーチや選手、審判らと積極的にコミュニケーションを取るタイプ。試合前の練習では相手の主力選手と冗談を言い合ったり、笑顔でじゃれ合う光景は珍しくなくなった。昨年8月のツインズ戦では相手の主砲コレアの妹が誕生日と伝え聞くと、ユニホームにサインしたり、記念撮影に応じるサプライズを演じて話題になった。