大谷翔平の価値は1300億円に!負け越し危機ヤンキース参戦なら“本気のマネーゲーム”が勃発
今オフのFA市場は不作がゆえに…
今オフ、大谷はメジャー史上最高額の800億円規模の契約を手にすると予想する米メディアが少なくなかった。「10年契約で平均年俸80億円」と見積もられてきた。大谷を巡ってはドジャースやジャイアンツ、カブスといった資金力豊富な球団が関心を寄せているといわれる。加えてメジャーを代表する金満球団のヤンキースが争奪戦に加われば、マネーゲームに発展し、大谷の価値はさらに高騰するだろう。
スポーツ専門チャンネル「ESPN」(電子版)は18日、大谷の市場価値を算出した特集記事を掲載。大型契約をしたヤンキースのエース右腕コール(9年352億円)とフィリーズの主砲ターナー(11年410億円)らと比較し、「12年約1327億円」の価値があるとはじき出した。しかし、実際には来年の7月で30歳になる年齢的要素、フィジカルへの負担が大きい二刀流の故障リスクを踏まえて「総額約874億円」が妥当と結論付けている。
「マネーゲームが過熱すれば、10億ドル(約1450億円)まで跳ね上がるのではないかと見ています。今オフ、投手ではストローマン(カブス)、グレイ(ツインズ)、野手ではチャップマン(ブルージェイズ)ら実績のある選手がFAになるとはいえ、大谷ほどの大型契約にはなりません。二刀流での起用法、ローテなどを検討するのはもちろん、集客力、スポンサーなどの大谷獲得で得られる利益を算出してヤンキースは『1300億円』規模のオファーをする可能性はあります」(前出の友成氏)
大谷はエンゼルスでは果たせそうにない「ヒリヒリする9月」をヤンキースで味わうかもしれない。