DeNA今永昇太はポスティングでメジャー挑戦 山本由伸を「凌駕する部分」と「危ない部分」

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■被本塁打数はセ・リーグワースト2位の17本

 一方で気になるのは被本塁打数の多さ。今季の山本が2本に対し、今永はセでワースト2位となる17本塁打を許している。

 故障で9試合の登板に終わった2020年を除けば、毎年、被本塁打ランキングの上位に名を連ね、QS(6回以上を自責点3以内)達成率も91.3%の山本に、68.2%と大きな差がある。

「メジャー移籍した日本人投手はみな、渡米前年に高いQS率をマークしています。100%の田中将大を筆頭に、前田健太が89.66%、菊池雄星が69.57%、千賀滉大が72.73%でした。MLB公式サイトが山本と並ぶ日本のエースと位置づけながら、『先発の2、3番手』と占っているのもその辺が原因でしょう」(前出のスカウト)

 DeNAの三浦監督はこの日、今永のメジャー挑戦を「いち野球人として楽しみ」と話したが、パワーで勝るメジャー打者を相手にどこまでできるか、確かに楽しみだ。

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