山本由伸はメジャー1年目「中4日フル稼働」でもドジャース流データ野球なら心配ご無用
中でも、ルーキーには細心の注意を払っている。
2016年に広島から移籍した前田(現タイガース)はシーズンを通じてローテを守り、32試合に登板しながら、イニング数は175回3分の2で200に届かなかった。平均6イニングに満たず、この年、32試合に先発した両リーグ19人の中で、2番目に少ない投球回数だった。
新人投手は球数も抑えられる。昨季、ド軍でメジャーデビューしたミラーは、5月に初登板。22試合124回3分の1を投げ、1試合平均の球数は89だった。
山本は178センチとメジャーリーガーにしては体が小さい。多くの日本人投手がメジャー移籍後に肘を痛めたこともあり、故障リスクの高さを懸念する声もあるが、ドジャースでは中4日が負担になることはなさそうだ。