山本由伸はメジャー1年目「中4日フル稼働」でもドジャース流データ野球なら心配ご無用

公開日: 更新日:

 ドジャース山本由伸(25)が3月20、21日に韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕シリーズで登板することになった。日本時間21日、ロバーツ監督が明らかにした。

 山本は1年目から先発陣の軸として期待される中、今季のド軍はメジャーで一般的な5人ローテを採用するという。フリードマン編成本部長は20日、米メディアの取材に「ローテは(中5日の)6人より、(中4日の)5人で回すのがベターだ」とし、「勝てる確率を考慮すれば、ブルペン(リリーフ陣)に7人を配置して厚みを持たせたい」と話した。

 今季のローテは現状、山本以外に、レイズから移籍の右腕グラスノー、右肘トミー・ジョン手術明けのビューラー、24歳の若手ミラーに、35歳のベテラン左腕パクストンの5人。山本は日本で中6日だった登板間隔が中4日に短縮されるが心配はいらない。

 ドジャースは球団の方針で原則、先発投手に21人以上の打者と対戦させない。チームのメディカルスタッフや分析部門による調査の結果、大半の投手が打者21人目から24人目の対戦までに疲労のピークを迎えるとデータを導きだしたからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇