マリナーズに「イチロー監督待望論」…本人は否定も話題性、親和性、能力値は十分
マリナーズのレジェンドでもあるだけに球団として失敗は許されないものの、マ軍は投打とも戦力が充実し、若手の有望株も豊富で、大リーグ公式サイトが7月に発表したプロスペクトランキングの100位内に6人の選手が名を連ねた。
今回、後任にウィルソン氏が指名されたのは、13年に引退してから長らく育成部門に携わり、主力選手を熟知しているからだという。
その点、イチローもユニフォームを脱いでから「球団会長付特別アドバイザー」として春季キャンプや普段の練習で選手に混じって汗を流し、若手選手からの信頼も厚いだけに適任ではある。
唯一のネックは本人にその気がないことか。19年3月の引退会見で「監督は絶対ムリですよ。絶対がつきます。人望がない。本当に人望がないですよ、僕」と、将来の監督就任についてはきっぱりと否定した。
謙遜ではなく事実ともっぱらだが、自らを冷静に客観的に正しく自己分析できる能力は指揮官として十分だと思うのだが……。
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イチローと大谷翔平はどちらも天才として知られるが、2人には「決定的な差異」がある。いったいどういうことか。何が、どう違うのか。
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