2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点
米野球殿堂は日本時間24日、殿堂入り選手を発表した。
捕手でありながら通算3度の首位打者を獲得したジョー・マウアー(40=ツインズ)、強打の三塁手として鳴らしたエイドリアン・ベルトレ(44=レンジャーズ他)ら往年の名選手が選ばれた。マウアーとベルトレは殿堂入り資格初年度(引退から5年後)での選出となった。
イチロー(50)は来年の殿堂入りが確実で、2019年のマリアーノ・リベラ(54=ヤンキース)に続く史上2人目となる満票での選出に注目が集まっている。
ベーブ・ルース以来となる投打の二刀流の大谷翔平(29=ドジャース)は同じく野球殿堂入りが確実視されているうえ、イチローとはこれまでの軌跡が似ている、というかソックリだ。
イチローはメジャー1年目の01年、マリナーズで首位打者(.350)と盗塁王(56)のタイトルを獲得。
メジャー最多となる116勝をマークして地区優勝、リーグ優勝決定シリーズに進出したチームに大きく貢献して新人王とMVPを獲得。クスリを使って本塁打を打ちまくる大味な野球にファンが辟易しているところに、卓越した技術とスピードという新風を吹き込んだ。