ドジャース大谷は「負の新婚ジンクス」を吹き飛ばせるか…松井秀喜、イチロー、ダル、マー君も1年目は苦~い思い出
ドジャースの大谷翔平(29)が2月29日、「日本人女性」との結婚を電撃発表。世界中に衝撃が走っている。(【前編】からつづく)
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「プロスポーツ史上最高額の1000億円契約を手にして迎えるドジャース1年目、人生の伴侶まで得た大谷が今季、どんな成績を残すのか。楽しみが広がりましたが、嫌なジンクスもあります」
と、長くメジャーリーグを取材する現地特派員がこう続ける。
「一番に思い出すのが、ヤンキース時代の松井秀喜です。2008年の3月に一般女性との結婚を発表。迎えた新婚シーズンは最悪でした。この年は、松井のヤンキース入団時の指揮官で、強い信頼関係を築いていたジョー・トーリ監督からジョー・ジラルディ新監督に交代。松井は開幕スタメンに名を連ねたものの、『8番・DH』。首位打者争いをしていた6月には古傷の左膝を痛めて離脱した。監督と球団が勧める手術を拒否するなどのすったもんだもあり、復帰後も調子が上がらなかった。結局、93試合出場で打率.294、9本塁打、45打点に終わり、9月に左膝の手術を受けた。レンジャーズ時代のダルビッシュも、オフに現在の聖子夫人との交際を発表した翌15年はキャンプ中に右肘を痛め、3月に靱帯移植のトミー・ジョン手術。シーズンを丸々、棒に振りました」