美辞麗句まみれの大谷報道に覚える“しんみり感”…作家が疑問視「テレビ局は大谷批判NG?」
この「しんみり感」は大谷本人でなく、報じるメディアに向けられた違和感ではないか。野球ファンの作家・吉川潮氏はこう言う。
「しんみり感というか違和感を抱くのは、本人でなく報じるテレビやスポーツメディアに対してでしょう。大谷だって決して完璧な人間ではない。身近な元通訳に大金を奪われたことにしても、カネの管理くらい本人がしっかりしろよという指摘があってしかるべき。なのに悪いのはすべて通訳ですからね。特にテレビ局は大谷の悪口はNGワードになっているんじゃないかとすら思う。大谷の話をしている評論家たちにしても、野球の専門家というより単なるファンのよう。メディアが大谷のことを悪く言ったり、否定的に報じることがはばかられるような雰囲気をつくり出していることが問題ですよ。僕は大谷の試合中継は見るけど、その後に編集したニュースは見ません。大谷のいい人報道には辟易しているひとりですから」
大谷報道にげんなりしているのは、ひとりやふたりじゃない。
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ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。
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