楽天・宗山塁に邪魔なだけの「20年にひとりの逸材」という肩書き…たかが実戦初安打に大騒ぎ

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 今後も些細なことで持ち上げられ、あるいは、ミスをあげつらわれることになるのは間違いないだろう。

「期待のルーキーの宿命とはいえ、そうやって周囲に騒がれることで、気負い、背伸びし、本来の自分を見失ってしまう例はいくらでもある。野球に集中するという意味では、『20年にひとりの逸材』という肩書きは邪魔にしかならないのは確か」

 とは、指導者経験のあるOB。

 1999年、巨人に移籍して3年目の清原和博がキャンプ前に「フリー打撃での柵越えの本数を数えるな」と報道陣に要望したことがあった。その時すでにプロで13年のキャリアがあった清原ですら、キャンプでの雑音を聞き流し、読み流すことができなかった。

 宗山にも“プロの洗礼”が続く。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイで毎年恒例の人気企画「ドラフト家庭の事情」(2024年版)では宗山をピックアップ。いかにして宗山は育ったのか。父が悲鳴を上げた「9年間」の中身とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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