楽天を震撼させる侍J井端監督「悪魔の囁き」…ドラ1宗山塁に熱視線、三木谷オーナーの現場介入も
その一言が「あの人」の耳に入ったら……。
昨3日、侍ジャパンの井端弘和監督(49)が楽天の一軍キャンプを視察。三木監督と談笑しつつ、熱い視線を向けたのが、5球団の競合の末に入団したドラフト1位の宗山塁(21=明大)である。
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井端監督はかねて宗山を高く評価しており、昨年の欧州代表戦でも“飛び級”でメンバーに抜擢。この日は来年3月のWBCで侍のユニホームに袖を通すことも示唆した。
「その可能性があるから去年、(欧州代表戦に)呼んだ。大学生の時。もう頭の中に入っている」
と話し、代表招集の条件について「レギュラーとして出てもらうこと。遊撃は守備なので、守備を重点的に見たい」と付け加えた。
宗山は走攻守三拍子を兼ね備え、「20年に1人の逸材」と言われる将来のスター候補。すでに井端監督は代表に呼ぶ気満々のようだが、楽天の遊撃は昨季、139試合に出場してレギュラーの座を勝ち取った村林(27)がいる。当座は両者が競争するとみられており、宗山はまず、キャンプ、オープン戦で村林を追い抜かなければならない。