株
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日本株「試金石の7月」に…年初から9000円上げたが高揚感なし、景気や政治と乖離
日経平均株価(終値)は、先週11日に4万2224円と史上最高値を更新した。大発会(1月4日)の安値3万3288円から約9000円も値上がり。価格形成に決定力を有しているのは、市場売買代金の約6割を占める海外投資家である。 実...
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大型優良銘柄が爆上がり! 今後の株式市場「稼ぐチャンス」は“富裕層相場”便乗にあり
兜町だけが盛り上がっている──。史上最高値の更新が続いた株式市場だが、どうも盛り上がりに欠ける。今年2月にバブル期の最高値を塗り替えたときは兜町だけでなく一般の投資家も大いに騒いだ。ところが、先週は日経平均が4万2000円の大台を突...
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株価調整中の「木村工機」空調関連だけに暑い夏は大歓迎!
プロの投資家やベテラン証券マンが集まる飲み会では、嘆き節がやまないようだ。日経平均は新値を更新しているが、彼らが得意としているプロ好みの銘柄は全く蚊帳の外。中小型株の指標である日経グロース指数は、2021年10月高値から直近までで"...
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「ノバレーゼ」ブライダルのあらゆるニーズにワンストップで対応
東証プライム時価総額は10日、1000兆円台に乗せた。新たな世界の登場だ。 メモリアルな場所でメモリアルなイベントを演出してくれているのがノバレーゼ(9160)。 同社はゲストハウス(婚礼施設)を中心にドレスショップ...
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しまむら(上)投資家に転身したマネックス創業者が株主提案
低価格衣料チェーンのしまむら(東証プライム上場)は5月17日、さいたま市内で定時株主総会を開いた。マネックス系投資ファンドのマネックス・アクティビスト・マザーファンド(MAMF)が提出した株主提案は、賛成比率が13.4%にとどまり否...
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菓子メーカー「名糖産業」は株価堅調 “イベント・ドリブン”の大チャンス!
世界にとって不幸な事が起きてしまった。米大統領候補のテレビ討論会で、バイデン大統領が年齢を感じさせるシーンが多く、民主党をサポーターしている新聞でさえもバイデン撤退を求め始めている。トランプのスポークスマンを務めていたが、今回の選挙...
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「NEXYZ.Group」は中小企業の味方! LEDで電気代削減を実現する7万円株
先週の東京株式市場は、日経平均株価が4万円台を回復、TOPIX(東証株価指数)が史上最高値を更新するなど、堅調相場となりました。 東証グロース250指数もリバウンド相場が継続しています。 米国の経済指標は景気悪化やイ...
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21世紀で最も値上がりした投資資産は何だ? 利子も配当もないのに…
今世紀に入って最も値上がりしている投資資産をご存じか。大半の人は米国株を思い浮かべるだろうが、答えは意外にも金(ゴールド)である。 主要な資産の2000年末以降の投資収益率を算出すると、金のNY先物が8.5倍。米国株6.5倍...
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東京農工大発の創薬ベンチャー「ティムス」
この週末にイスラムのヒジュラ暦では新年を迎える。経験則からいうと、このヒジュラ暦の新年以降10日間は株高となる傾向がある。アノマリーだから理由は不明だ。ただ現状で日本株の売買は欧州からの注文が約8割。オイルマネーはニューヨーク経由で...
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製造派遣・請負の中堅「nmsホールディングス」休養十分で爆上げは近い?
6月は憂鬱な月。固定資産税と、人によっては住民税を納付する義務がある。 会社勤めや商売などで稼ぎ、所得税や住民税を支払った後のお金で、土地や家屋を購入すると、1月1日を基準に固定資産税評価額の“1.4%”を、地方税として納め...
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「ビリングシステム」はインターネット決済プラットフォームのオンリーワン企業!
先週の東京市場は堅調相場となりました。ドル円相場が一時161円台と、1986年以来、37年半ぶりの円安・ドル高水準となりましたが、NY株式が堅調だったこと、特に外国人投資家が積極的な買い姿勢だったことから、日経平均株価は3万9000...
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「コーディア セラピューティクス」は抗がん剤に特化した創薬ベンチャー
6月5日に米サンディエゴで開催された「ジャパン・イノベーション・ランチョン」での岸田首相のビデオメッセージ。 「昨年6月『今こそ創薬スタートアップに投資するときだ』と申し上げました。4月にバイデン大統領とはバイオテクノロジーの...
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11年ぶり年間1万件超えも? ヒタヒタ迫る倒産激増の足音…市場が囁く「危ない会社」リスト【表あり】
怪しげな足音が近づいている? 株価上昇や賃上げムードなどサラリーマンを取り巻く環境は好転しているように思いがちだ。一方で、物価高騰は激しさを増し、実質賃金のマイナスは続く。これまで鳴りを潜めていた企業倒産もヒタヒタと……。 ...
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某銘柄は4万円→2万円に暴落…総菜の「半値」は魅力的でも株価では?
「おっ、半値だ!」 午後7時半にもなると、値引きの割合が大きくなってくる。シールが3枚くらい貼られ、「すごいお得感」が出てくる。 「ちょっとこの総菜、怪しいけど買ってみるか……」 ただ、よく見ると、「この総菜だけ...
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株価の上昇が始まった「神島化学工業」の天井は高し!
米国は、中国の電気自動車(EV)に100%の関税をかける。欧州は、中国から輸入するEVの6割は米テスラーや仏ルノーといった欧米メーカーの製品だが、現在の10%関税に最大38.1%の追加関税をかけることを決定した。追加関税を避けるため...
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「全保連」はブルーオーシャンに注力する家賃保証の王者
先週の東京株式市場は、欧州、特にフランスの政治不安から、週初に日経平均株価が一時3万8000円を割り込むなど、波乱から始まりました。ただ、米市場でナスダック指数、S&P500指数の連日の史上最高値更新などもあり、リバウンド。日経平均...
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米大統領選イヤー「S&P500vs小型株」騰落率では小型株に軍配
新NISAを利用した個人の海外投資が円安を加速させているという。運用会社は投資家から預かった円資金を外貨に替えて運用に回す。1月以降、毎月1兆円を超える資金が海外投資に流れており、それが円売り圧力になっているというのだ。 気...
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「アステリア」データを“つなぐ”技術でデータ連携ツール国内シェア首位
本質から乖離した高等遊民的相場解釈。ハトだろうがタカだろうが、現実の市場にそんなものは飛んでいない。 市場は床屋政談的な時間つぶしが好きだが、市場は人間の欲望がぶつかるところだからそれぞれの行動には利害が関係する。これを隠す...
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国の借金は1200兆円もあるのに「日本は財政破綻しない」その“裏側”にある怖すぎる理由
「ゴメン、お小遣い足りないんだ。1万円貸して」 何年たっても、いつもの光景。今月もウチの大蔵省に直談判だ。最近は物価高騰が著しい。少ないお小遣いでは、そう、もうやってはいられない……。シニアのお父さんたちの嘆き節が聞こえてきそ...
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ガラス・土石「日本ガイシ」の素晴らしいDNAは株価上昇要因
日産自動車が下請け企業36社に対し、30億円超の支払代金を不当に減額したと3月初めに報道されたが、その後も違反が続いていると伝えられている。 20年以上前、筆者は日産系部品会社へ取材に行き、コンセンサスより収益がかなり良いこ...
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上下水道のプロ集団「NJS」は水インフラ再生の救世主!
先週の東京株式市場は3万9000円を挟んだ狭いレンジ相場でしたが、長らく低迷を続けてきた東証グロース250指数が、ようやくリバウンド相場となってきました。 今後は、大型株より中・小型銘柄の中から時流に乗った銘柄が選別物色され...
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トヨタ会長「不正撲滅は無理」の波紋…株価下落の背景に「日本のものづくり」への疑問や不信
官界通(以下=官) 自動車を量産するために国が型式を認定する「型式認証」を巡って、多くの自動車メーカーが不正を行っていたことが判明したが、最大手のトヨタ自動車の豊田章男会長の発言が霞が関や永田町で波紋を呼んでいる。経済界ではどうかね?...
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「ミナトHD」ROM書き込み能力は3.6倍に拡大…デジタルエンジニアリングの強化へ
欧米の王族や学者が集うビルダーバーグ会議。主要テーマは今年もまた「AI」。この先数年はデジタル社会の変化が相場の中心になるだろう。 ミナトHD(6862)は「デジタルコンソーシアムで未来の社会を創造する」というビジョンを実践...
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お金の専門家が米国旅行から考えた「金融株」が“追い風”の根拠
今年5月に米メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャーズの試合を観るため、サンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンゼルスの3球場に行ってきました。どこも満員でしたから、やはり大谷翔平効果があるのでしょう。その一方で街中を歩いてみると、例え...
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米エヌビディアが時価総額で世界2位へ 理論上の株価は1株0.98ドル→5万8032ドルの仰天
いまから12年ほど前、株価チャートが即座に描けるパソコンを探し家電量販店の販売員に相談した。 オーダーメード仕様でNECのデスクトップパソコンを購入。メモリーを増設、CPUもインテルの最新モデルを搭載、通常のパソコンの2倍ぐ...
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「出口」を決めず「入口」に入ってはいけない…それが投資のイロハだ!
コンビニに入ったら、買い物をして出る。電車に乗ったら、目的の駅で降りる。トイレに入ったら、用を足したあとに出る……。物事には、入り口があったら必ず出口があるのだ。 お化け屋敷に入って、ちょっと涼しいから「ここに住もう」なんて...
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小型ボイラー「三浦工業」 ダイキン子会社への出資で大注目!
日本サッカーに大きな痛手か──。DMM.comグループの仮想通貨交換業・DMMビットコインから482億円相当が不正に流出したとの報道が流れている。顧客に対しては、グループ会社の支援で全額保証する方針とのこと。 DMMは、レン...
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藤森工業は「困ったときの…」と信頼される“オンリーワン企業”
先週の東京株式市場は、値動きの荒い展開ながら、レンジ内でのもみ合い相場となりました。 東証グロース250指数は、週初に急速なリバウンドを見せましたが、すぐに反落しており、上値の重い展開が続いています。 このような相場...
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近づく株主総会の季節…「物言う株主」の保有銘柄が狙い目
このところ足踏みが続く日本株。手掛かり難だ。そんなわけで、6月後半の株主総会に向け、アクティビスト(物言う株主)に注目する投資家が増えている。言うまでもなく、アクティビストとは株主提案を出すファンドで、彼らが株式を取得すると、株主還...
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電気代は3月と6月で月々“約1200円”の差が…値上げで電力株は買いなのか?
電気代の値上げは、個人消費にとって確実にマイナスの影響です。東京電力の標準料金の試算では、3月と6月を比較すると、月々約1200円の差があります。猛暑が続けば消費電力が1.5倍になることもあり、個人消費の負担は間違いなく増えるでしょ...