新型コロナウイルス
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蓄積データは「宝の山」オンライン診療で世界の医療は大きく変わりつつある
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ワイドショー番組はコロナの感染予防行動にどう影響したか
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの人がテレビ番組から感染情報を得ていたことが報告されています。日本では、ニュース番組だけでなく、ワイドショーでも新型コロナウイルスに関する情報が取り上げられました。 一方、ワイドショー...
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マスク着用に関する「個別」の考えと「一般的」な考え
先日、医者を対象とした臨床研究コースの研究発表会に参加したときのことである。複数の発表者が、「個人的な疑問としては」という言葉を枕にして自身の発表をしたのだが、そのあとに続く発表内容が、個人的どころか、どちらかというと一般的で、みん...
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コロナとマスク着用 「判断する」と「考え続ける」は相反する部分がある
国は3月13日以降、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」という判断を発表した。「自粛」と同じ流れである。ただその半面、<着用が効果的な場面>として、以下の状況ではマスク着用を推奨するという内容である。今回も引き続...
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コロナワクチン接種の新CMにモヤモヤ…《口調が政府広報みたい》で怖いと感じる人も
「祝!新生活」のテロップとともに幼稚園の入園に心躍らせる女の子、小学校に通う男の子が母親とランドセルに荷物を詰める朝の支度シーンが印象的なさわやかな映像ーー。 一瞬、ACジャパンの子育てなどに関するCMかと思ったが、映像の最後...
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ワクチンに対する思い込みが重篤な副反応のリスクを高める? 米学術誌で報告
薬剤成分が含まれていないプラセボ(偽薬)を飲んでいるにもかかわらず、副作用が出てしまう現象を「ノセボ効果」と呼びます。薬に対する偏った思い込みは、ノセボ効果を増幅させる可能性があります。 新型コロナウイルスワクチンは安全性が...
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対話型AIに聞いてみた ロックダウンと自粛の「倫理」
「ロックダウンと自粛の倫理」について考えてみたい。「倫理」というのはなかなか難しい。日常的にはほとんど使われない言葉だ。ただ身近なところでは、「不倫」というのがある。これは「倫理的でない恋愛」ということだと思われるが、自粛を破って外出...
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新型コロナワクチンはなぜ“企画倒れ”なのか 京大医生物学研究所准教授に聞く③
新型コロナウイルスを積極的に解説している京都大学医生物学研究所ウイルス共進化分野准教授の宮沢孝幸氏。獣医師の宮沢氏がそれを行う理由は、新型ウイルスはほぼすべて動物由来であり、主に獣医師がその危険性を顧みず研究を続けてきたからだ。その...
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GW明けの東京を襲うコロナ感染者急増不安…新変異株「XBB.1.5」系統が主流化
新型コロナウイルスの第9波が立ち上がり始めた気配だ。東京都内ではオミクロン株の新変異株が広がり、新規感染者数が増加。感染法上の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に移行するGW明けに、都内の流行がピークに達するとの予測もある。果たし...
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新型コロナ「第9波」が広島サミット直撃か…新規感染者数11週ぶり増加の不気味
新型コロナウイルス「第9波」に突入か──。厚労省によると、3月25日から31日の1週間の全国の新規感染者数は4万8000人となり、11週間ぶりに増加に転じた。2日の新規感染者数も前週の日曜日より150人増えた。 過去を振り返...
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コロナはまだ未知なもの…いまは判断、行動にとらわれず、自由に思考すべき
新型コロナ感染症をネタに書き始めたものの、話題は別な方向へとそれていく。そもそもコロナは考えるための材料に過ぎない。コロナについて書きたい人はたくさんいるし、私自身コロナについて書きたいわけではない。多くの人が知りたいということは誰...
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志村けんさん新型コロナ死から3年…“心”の軌跡をたどり東村山で「聖地巡礼」
志村けんさん(享年70)が新型コロナによる肺炎で2020年3月29日に他界して3年。命日のこの日、日刊ゲンダイ記者は、志村さんの生地である東京・東村山市に向かった。 西武線東村山駅の東口を出ると、駅前ロータリーには大きな3本...
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1回のPCR検査陽性で全員隔離は正しかったのか…京大医生物学研究所准教授に聞く②
35年以上、動物ウイルスを研究し続けてきた学者の立場から、新型コロナウイルス感染症の流行初期からその性質と対策について持論を発信し続けている京都大学医生物学研究所の宮沢孝幸准教授。一部の人がコロナ禍で感じてきた「新型コロナは少し騒ぎ...
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盛り上がるワクチン不信の世論と政府が発表した「新しい生活様式」への違和感
コロナ対策が変わる。政府は3密回避など「新しい生活様式」を発表し、準備に余念がない。私は、この対応に違和感がある。それは、ワクチン接種が含まれていないからだ。 我が国のコロナ対応は失敗の連続だった。政府・専門家が「3密回避」...
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マスクに感染予防効果はない? 世界的機関「コクラン」が論文公開
厚労省は、マスクの着用に関して屋外では原則不要、屋内では原則着用を推奨してきました。しかし、令和5年3月13日から、マスクの着用は個人の判断を基本とする方針に変更されました。行政が一律にルールを策定するのではなく、個人の主体的な選択...
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コロナワクチン健康被害 厚労省が新たに184人の医療費・医療手当を認定
新型コロナワクチンによる健康被害を審査する「疾病・障害認定審査会(感染症・予防接種審査分科会新型コロナ感染症予防接種健康被害審査第一部会)が先週の3月17日に開催された。死亡事例の請求の審査はされず、213件の医療費・医療手当の請求...
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新型コロナウイルス騒動は沈静化に向っているが…動物ウイルス学者はなぜ「絶望」したのか
「ウイルス学者の絶望」(宝島社新書)が話題になっている。著者はウイルス学一筋に研究を続けてきた京都大学医生物学研究所の宮沢孝幸准教授だ。一体、何に絶望したのだろうか? 「この3年間、世界中が新型コロナに翻弄されてきました。私はこ...
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コロナワクチン接種後の肩の痛みは「SIRVA」の可能性あり
読者のみなさんは、「SIRVA」という障害をご存じでしょうか。「Shoulder Injury Related to Vaccine Administration」の略で、「ワクチン接種に関連した肩関節障害」のことを指します。 ...
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コロナ感染が最も拡大しやすい社会環境は? 東京都の疫学調査を解析する
2023年の年明けから、新型コロナウイルスの感染者は減少傾向にあります。しかし、感染拡大のリスクが完全に消えたわけではありません。 社会の正常な機能を維持したまま効率的な感染対策を行うためには、感染リスクが最も高い環境を適切...
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コロナが5類になったらどうなる? 気になる「6つのルール変更点」をチェック
新型コロナ感染症対策のマスク着用が個人の判断に委ねられたことにより、マスクを嫌がる人たちの「マスク外せ警察」といった問題も浮上している。とはいえ、メディアが大騒ぎしている割に多くの人は冷静。着用は状況に応じて判断したらいい。それより...
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厚労省がワクチン被害を認めた41人の死者の属性 新たに11人の接種後死亡を救済
新型コロナワクチンの健康被害を審査する厚労省の「第157回疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会」が14日に開催され、新たに11人の死亡一時金(4420万円)と葬祭料(21万2000円)の請求が認められた。これにより昨年7...
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欧米の「ロックダウン」と日本の「外出自粛」…個人と全体の問題を考える
多くの個人にとって風邪に過ぎないコロナが、全体としては多くの重症者や死者をもたらし、医療機関に過大な負荷をかけ続けている。その相反する状況の中、日本や世界がどのように感染対策してきたかを振り返りながら、個人と全体の問題を考えてみたい...
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「マスク外せ警察」にあなたが怒鳴られたら…彼らの心理とは? 着用が個人の判断に
マスクの着用が個人の判断に委ねられる3月13日がやってきた。マスク嫌いの人間には“解放記念日”とも言える日だが、その到来に身構えている人たちもいる。「マスクを外したくない人たち」だ。 新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけと...
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コロナワクチン接種後死亡2001件に…「因果関係が否定できない」を初認定
厚労省は今月10日、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会を開催した。同会に提出した資料によると、予防接種開始(2021年2月17日)から22年1月22日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告・評価され...
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「コロナは風邪」論争の不毛 昔から解決できない問題に出口なし
「コロナは風邪である」といっても、「風邪でない」といっても、どちらにしても多くの反対があるだろう。コロナには、風邪としての側面と、風邪とは違う側面の両方があるといえば、多くの人が納得するかもしれない。 コロナは風邪であるという...
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テレ東「ヤギと大悟」がゴールデン昇格 千鳥・大悟が師匠・志村けんの“遺志”を継ぐ
4月からゴールデンのレギュラーに昇格する「ヤギと大悟」(テレビ東京系)が話題になっている。同番組は、千鳥の大悟(42)がヤギの「ポポ」と田舎道を散歩するユル~い旅番組。台本なしの行き当たりばったりぶりがウケ、過去3回の特番は人気に。...
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コロナ禍の3年間で感染症の基本知識と予防法が身につかなかったのはなぜか
「新型コロナがどのように感染するかはもちろん、飛沫が2メートル先に落下することも知らない。知っているのは政府に言われたときにワクチンを打ち、マスクをすればいい、ということだけ。しかも、この2つの効果についてはさまざまな考え方があり、専...
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この2年間、国内死者数が増加している大きな謎 原因はコロナ感染か…厚労省は本気で究明せず
2023年1月末現在、新型コロナワクチンを2回以上接種した人は、およそ1億324万人、接種率は国民の8割(80.4%)となっている。 それを母数にすると、厚労省に報告された接種後死亡(1963件)の発生頻度はおよそ5万260...
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感染症の流行に終わりなし…不要不急の外出禁止がもたらした矛盾
2019年12月に原因不明の重症肺炎が中国で報告されてから、丸3年以上が経過した。この間、いろいろなことがあった。「あった」というのは正確な表現ではない。いまだ現在進行中である。日々、さまざまなことが起こり続けている。日々、新たなニ...
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なぜ、新型コロナの重症者や死者は男性の方が多いのか?
【Q】よく女性は男性よりも病気に強いと言われます。新型コロナ感染症でも、重症化する人や亡くなる人は男性が多くて女性が少ない。なぜですか? 【A】厚労省が公表している「データからわかる 新型コロナウイルス感染症情報」の性別・年代別...