新型コロナウイルス
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コロナワクチンは夕方よりも日中に接種すべき? 米医学誌で報告
地球上の生物は、約24時間の周期で体内環境を変化させることが知られています。人間においても体温やホルモン分泌など体の基本的な機能は約24時間のリズムを示すことが分かっており、このリズムを「概日リズム」と呼びます。 過去に行わ...
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新型コロナ5類移行でも「感染の夏」再びか…見えないから怖い“第9波”の襲来
新型コロナウイルスの感染法上の分類が「5類」に移行してから、8日でちょうど2カ月。日常を取り戻したかと思いきや、「第9波」が襲来だ。 「現状は第9波になっていると判断することが妥当だ」──。日本医師会の釜萢敏常任理事は5日の会...
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先送りしたコロナショック顕在化 上半期だけで飲食業倒産「424件」過去30年で最多更新ペース
飲食業の倒産がすごい勢いで増えている。東京商工リサーチ(TSR)の全国集計によると、今年上半期(1~6月)は前年同期比78.9%増の424件。上半期ではコロナ禍の2020年の418件を超え、過去30年間の最多を更新するハイペースだ。...
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石井竜也も郷ひろみも「喉の不調」訴え…相次ぐ公演中止の背景とコロナ第9波との因果関係
音楽関係者から「またか」の声が上がっている。全国ツアー中のバンド「米米CLUB」が今月2日に予定していた神戸公演を当日に中止を発表。理由は、カールスモーキー石井こと、ボーカルの石井竜也(63)の喉の不調と公式サイトで説明された。 ...
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日本版CDC設立で感染症対策は改善されるのか? “感染症ムラ”の解体が急務
5月31日、米国に倣い日本版CDCを新設する法律が成立した。 国立感染症研究所(感染研)と国立国際医療研究センター(NCGM)を統合し、新たな特殊法人を設立するという。果たして、こんなことで日本の感染症対策は改善されるのだろ...
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新型コロナ後遺症に糖尿病治療薬が有効? 63%リスクが低下
今年の5月8日以降、新型コロナは季節性インフルエンザと同じ扱いになりました。実際には流行は続いていますが、感染力は強いものの症状は軽いので、通常の風邪と同じように対応している方が多いと思います。ただ、高齢者や基礎疾患のある方では重症...
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アフターコロナの健康は「免疫力アップ」で維持する!
新型コロナウイルスの流行がようやく一段落し、以前のような日常生活が戻りつつある今、医療関係者の間では長期にわたる感染対策が講じられた影響によって生じたある「弊害」が懸念されているという。アフターコロナの今だからこそ気をつけなくてはい...
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コロナ5類移行後も飲食店は苦境続き…深夜営業が激減「3つの深刻事情」
新型コロナが5類に移行し繁華街は賑わいを取り戻しているが、日付が変わる頃まで街にいると、以前より少なくなったと感じるのが飲食店の深夜営業。店舗運営に大きく影響しているのが昨今の円安や物価上昇だ。 「ファミレスや牛丼など安さが売...
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マスクの効果を評価したランダム化比較試験 0.3ポイントでも条件が変われば…
今回はマスクの効果を評価したランダム化比較試験について紹介しよう。ようやく、やっとのことでというか、あるいはすでに読むのをやめてしまった人が多いかもしれないが、やめてしまった人がまた戻ってきてくれることも期待して、話を続けよう。 ...
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新型コロナ感染者ジワリ拡大…回復後も「2年経っても苦しむ後遺症」には要注意
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行してから、8日でちょうど1カ月。日常生活はコロナ禍前に戻りつつあるが、コロナ感染者数はジワジワ増えている。 東京都が8日発表したモニタリング分析によると、「定点把握」に...
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大阪府では補助金70億円中、42億円が不正請求…コロナ禍が暴いた人間の“チョロまかし”気質
コロナ禍に乗じて“インチキ”横行だ──。大阪府は5日、新型コロナウイルスの無料検査事業の補助金に関し、衝撃の結果を発表した。抽出調査を行ったところ、7事業者が請求した70億円中、実に42億円分が不正申請。ナント6割がデタラメだったこ...
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コロナワクチンの推奨キャンペーンで子供の欠席日数が激減?
コロナ禍の2020年において、世界で最も広く実施された感染予防策は学校の休校であり、世界中の学生の9割以上に影響を及ぼしたことが報告されています。 その後も、新型コロナウイルス感染症による学生の病欠や、ウイルスの再流行に伴う...
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「塩野義製薬」が新たなコロナ飲み薬の治験開始 低迷していた株価が急騰
今週AIが選んだのは塩野義製薬(4507、本社・大阪)です。 同社は5月17日に、新型コロナウイルス感染症治療薬の新たな候補薬の第1段階の国内臨床試験(治験)を始めたと発表しました。 2022年11月に国内で軽症・中...
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インフルエンザ季節外れ全国大流行のナゼ…5月でも学級閉鎖続出の異常事態
インフルエンザの流行が収まらない。例年12月から3月にかけて猛威を振るうが、今年は5月になっても集団感染が続出。インフル患者の定点報告数は、流行開始の目安である1を超える1.36人(今月8~14日)。全国で学級閉鎖が相次いでいる。 ...
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「原因」と「結果」で考える社会の落とし穴…マスクの効果における病態生理と統計学的事実
今回は非感染者のマスクの効果について、同じように病態生理と疫学的事実で考えてみる。新型コロナ感染症はエアロゾル感染によって広がるということがわかっている。エアロゾルとは空気中を漂うウイルスを含んだ粒子である。 この粒子は不織...
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アフターコロナで目立つ麻疹・結核・インフルエンザ…どう考えればいいのか
新型コロナの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行して2週間ほどが経過した。この間、街は人出が戻り観光地や歓楽街も賑わいを取り戻したが、このところ目につくのが結核、麻疹、インフルエンザといった感染症のニュー...
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中国コロナ第2波を感染症の権威が警鐘「6月末に週6500万人」の衝撃!日本はどうなる?
世界2位の人口を抱える中国で新型コロナウイルスが再び猛威を振るっている。足元で立ち上がっている第2波が6月末にピークに達し、1週間で6500万人が感染するとの予測が22日発表された。人口14億人超といえど、ものすごい数だ。 ...
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日本のコロナ対策が迷走した原因は「国民の健康より国家の都合」な厚労省の体質にある
なぜ、我が国のコロナ対応は迷走したのか。コロナ対策の主体は厚労省だ。その前身である厚生省は昭和13年に内務省から分離独立した。今回の迷走劇を考える上で、内務省を理解することは重要だ。 内務省は、征韓論を端緒とする明治6年の政...
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太田肇同志社大教授インタビュー(上)「同調圧力社会」の閉鎖性と同質性
ほぼ3年半に及んだコロナ禍において、社会の同調圧力はどう変容したのか。「同調圧力の正体」「何もしないほうが得な日本」などの著書で日本社会を鋭く分析している同志社大学の太田肇教授を直撃した。 ──「同調圧力」の背景にある「閉鎖...
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インフルエンザと新型コロナでは死亡リスクはどちらが高い?
新型コロナウイルスの感染が拡大した当初、同ウイルスによる感染症はインフルエンザ感染症よりも重症化しやすいと考えられていました。実際、2020年に報告された米国の研究データによれば、入院患者の死亡リスクは、インフルエンザ感染症と比べて...
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コロナ世代の新入社員は“リアル飲み会”に大はしゃぎ! 5類移行でリモート飲みは消滅へ
8日から新型コロナが5類に移行されたことを受け、群馬の高崎タカシマヤでは17日から屋上ビアガーデンがオープン。期間も席数もコロナ禍前の2019年と同じに戻すというが、脱コロナの流れの中で、職場の「飲み会」も増えていくのか。 ...
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マスクは積極的に外すべき…公衆衛生に詳しい専門医が推奨 WHOも「緊急事態」の宣言解除
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月8日に2類相当から5類に変わった。毎日発表されていた新型コロナの感染者数は医療機関全体から報告された全数報告から毎週金曜日に指定された全国約5000の医療機関の定点観測数に変わる。また、...
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自民党本部の“宴会”はOKなのに…官房長官会見の人数制限は続く岸田政権の大矛盾
「記者会見参加者をクラブの構成員に一律に限定するのは適当ではありません。より開かれた会見を、それぞれの記者クラブの実情に合わせて追求していくべきです。公的機関が主催する会見は、当然のことながら、報道に携わる者すべてに開かれたものである...
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新型コロナ「5類移行」でテレビの現場はどう変わる? 情報番組とドラマで対応に大きな差
今年のゴールデンウイークは行動制限もなく、各地の行楽地は大混雑。5月8日から新型コロナの感染症法上の位置付けが、2類から季節性インフルエンザなどと同等の5類に移行となる。 すでにマスクの着用は個人の判断に委ねられているが、今...
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新型コロナの新亜種「アークトゥルス」って何だ? GW明け「5類」移行に拭えぬ不安
ゴールデンウイークが始まり、インバウンドや国内旅行者で観光地が賑わいを見せる中、多くの人は新型コロナウイルスの感染再拡大を懸念しているようだ。 共同通信が先月29、30日に実施した世論調査によると、新型コロナの感染対策が今月...
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GW明け5月8日にコロナ5類移行で何が変わる? マスクや入院は「個人の判断」に
もうすぐ待ちに待ったゴールデンウイーク。今週はすっかり連休モードという人は多そうだが、休み明けからは新型コロナの扱いが大きく変更される。病院の見舞いや老人ホームの面会など移行によって何が変わるのか? ◇ ◇ ◇ ...
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コロナワクチン接種後死亡は2059件に 初の乳幼児用ワクチン死亡事例も
厚労省は今月28日、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会を開催した。 同会に提出した資料によると、予防接種開始(2021年2月17日)から22年3月12日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告...
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コロナ水際対策“終了前倒し”でウイルス流入の恐れ 感染対策継続を呼びかける政府に説得力なし
29日から始まるゴールデンウイークに合わせて、政府は海外からの全入国者に対する水際対策を28日いっぱいで終了。当初は新型コロナウイルスの「5類移行」に合わせて来月8日に水際対策を終える予定だったが、前倒しした。 27日の全国...
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コロナと「EBM=根拠に基づく医療」の実践 高血圧の治療がきっかけ
判断や行動より考えることを重視することは、私自身が常々考えてきたことだが、そのきっかけとなったのは、根拠に基づく医療「Evidence-Based Medicine:EBM」を実践する中で、論文を読んで勉強すればするほど、判断が困難...
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新型コロナにも期待 エタノール蒸気吸入でインフルエンザ感染抑制=沖縄科技大
A型インフルエンザウイルスに感染したマウスに低濃度のエタノール蒸気を吸入させると、重症化を防ぐ効果があったと、沖縄科学技術大学院大の石川裕規准教授や新竹積教授らが27日発表した。吸入時の濃度は4%だが、気道の細胞表面を覆う液体中では...