新型コロナウイルス
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今年1~6月の国内死者、予想を最大4万人超過の衝撃! 国立感染症研究所などが推計
死者数が例年の水準に比べてどれだけ上回っているかを示す「超過死亡」。今年1~6月は1万7000~4万6000人に上り、新型コロナウイルスの感染拡大以降で最多となった。国立感染症研究所などが推計した。 この間の新型コロナウイル...
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感染症法改正案は“机上の空論” インフル&コロナ同時流行で高熱小児の親に受診難民続出の恐れ
政府は7日、感染症法などの改正案を閣議決定。国会に提出した。新型コロナウイルスの感染再拡大に備え、病床確保や外来診療の拡充を盛り込んだが、遅きに失した感は否めない。 今年の冬はインフルエンザとコロナの同時流行が懸念されている...
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欧州で新型コロナ感染再拡大…岸田政権の水際対策“大幅解除”は最悪のタイミング
日本も「新型コロナの秋」に見舞われるのか。欧州では先月末から気温や湿度の低下に伴い、新規感染者数が急増。再び感染の波を迎えつつある。 英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によれば、100...
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全数把握の簡略化、入国制限緩和…日本のコロナ対策は大丈夫なのか?
いよいよ日本も新型コロナ収束に向けて動き出すことになった。 「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の9月8日変更などに伴い、同26日から新型コロナウイルス感染者数の全数把握の簡略化を開始。詳しい報告の対象が重症化リス...
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「オミクロン系ワクチン」は急いで打つ必要なし 11月以降の接種で感染予防にもなる
オミクロン株ワクチンの接種が始まった。患者さんから「どうすればいいでしょうか」と聞かれることが増えた。 私は「複数回の接種を終えているのであれば、急いで打つ必要はない」と答えることにしている。それは、どうせ打つなら、重症化だ...
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コロナ後遺症のだるさや疲労感に漢方薬「加味帰脾湯」が使われている
東京都は、オミクロン株の流行が広がった1月から7月20日までにコロナ後遺症を訴え、都立病院の外来を受診した119人の症状を調査・分析した。 オミクロン株は、それまでの株に比べて軽症であることが多いといわれるが、発表によると、...
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ワクチン接種後の健康被害 厚労省が66件の医療手当請求を認定
新型コロナワクチンの健康被害を審査する厚労省の「第12回疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会」が22日開催された。新型コロナワクチンに関する健康被害申請があった84件の審議が行われ、認定66件、否認13件、保留5件となっ...
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錯そうするワクチン情報「従来型」「BA.1」「BA.5」何をいつ打つ? 上昌広氏が解説
いったい、どのワクチンを、いつ打つのが正解なのか──。今後、時間を追って新しいワクチンを接種できるようになるため、なにがベストか迷っている国民も多いのではないか。 新型コロナのオミクロン株「BA.1」に対応したワクチンの接種...
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新型コロナやっと終息視野も…WHOテドロス事務局長の責任を追及する声
ようやくだ。WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が14日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の「終息が視野に入った」との認識を示した。WHOの統計によると、昨年1月には、1週間で10万人超だった世界の死者数が、今年...
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“大阪産コロナワクチン”の開発頓挫…「アンジェス」は投資家らの期待を裏切り続けてきた
市場関係者からは「またか」「やっぱり」といったタメ息が漏れる。 大阪大学発の創薬ベンチャー、アンジェスが先週、新型コロナウイルスの従来株に対するワクチン開発を中止すると発表した。今後はオミクロン型など変異株にターゲットを転換...
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医療機関外でのコロナ死 8月は過去最多869人! 岸田政権「医療難民ゼロ」公約は大ウソ
何が「医療難民ゼロ」だ──。全国の警察が8月、自宅や療養施設、外出先などで体調が悪化するなどして死亡した遺体を調べたところ、869人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。前月より611人増え、今年2月の564人を大幅に上...
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感染研はなぜ隠す? 東京五輪期間中に海外から流入したコロナの実態
東京五輪・パラリンピック(オリパラ)が閉幕し、1年が経過した。コロナ対策の検証結果の発表が続いている。 8月3日、東京大学医科学研究所の井元清哉教授を中心とした研究チームが、オリパラ期間中に、日本国内で独自に進化したAY.2...
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再配布のアベノマスクが届かない! 厚労省は1200万枚分を“申請除外”、苦情多数
新型コロナ対策で導入され、大量の在庫が問題となった「アベノマスク」をめぐり、政府の要請に応じて再配布を希望したものの、受け取れないケースが相次いでいることが分かった。 所管する厚労省は、申請時に「リメークや海外送付のため」と...
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ネイティブ・アメリカンの平均余命が劇的に短くなった理由
コロナのパンデミック以降、アメリカ人の平均余命は3年も縮まりました。過去100年間で初めてです。それだけでも驚きなのに、さらに衝撃だったのは、アメリカの先住民族ネイティブ・アメリカンに限っては、6年半も短縮したことです。 ア...
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吉村府知事が火だるま! “肩入れ”した大阪ベンチャーのコロナワクチン開発中止で
大阪大発の製薬ベンチャー「アンジェス」(茨木市)が7日、新型コロナウイルスワクチンの開発を中止したと発表。それに対し大阪府の吉村洋文知事が、府民などから「アンタの責任は?」などと突っ込まれている。 同社のワクチンをめぐっては...
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コロナ禍の“旅行控え”はうつ病リスク? 精神医学専門誌で報告
否定的な感情から意識をそらすことは、抑うつ症状の緩和に効果的です。その意味で、旅行は抑うつ症状の改善が期待できるかもしれません。これまでに報告されている研究でも、旅行に行く機会の多い人は、生活の満足度が高いだけでなく、前向きな気分と...
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大阪・吉村府知事が「実用化」「10万~20万人に打つ」と繰り返したコロナワクチン開発が中止に
「コロナウイルスと戦う武器になる」と豪語していた、大阪府の吉村洋文知事の発言は一体何だったのか。 大阪大発の製薬ベンチャー「アンジェス」(茨木市)が7日、新型コロナウイルスワクチンの開発を中止したと発表した。2020年3月から...
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コロナワクチン接種後死亡は8月19日までに1834件 厚労省が報告
厚労省は9月2日、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会を開催した。 同会に提出した資料によると、予防接種開始(2021年2月17日)から2022年8月7日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告...
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いつ打てば…? 米国がオミクロン変異株対応ワクチン認可で大混乱
アメリカでは先週、オミクロンBA5株対応のワクチンが認可されました。最も多い人では5回目の接種になりますが、すでに混乱が起きています。 ファイザー社とモデルナ社が同時に認可を受けたのは、いまだ猛威を振るうオミクロンBA5株と...
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宮川大輔が1カ月半で2度目の「コロナ陽性」…ってありえるの? 専門医に聞いた
吉本興業は9月1日、タレントの宮川大輔(49)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。同日に発熱し、病院でPCR検査を受けた結果、陽性と診断されたという。 宮川は7月21日にも、テレビ出演に伴いPCR検査を受けた結果、...
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岸田首相は会見で一言も触れず 8月の「コロナ死」7000人超で過去最悪
8月は“最悪の月”になってしまった──。31日の新型コロナウイルスによる死者は過去2番目に多い338人が確認された。8月の累計死者数は7328人となり、1カ月で7000人を超えた。 単月で7000人超の死者が出るのは異例の事...
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新型コロナワクチン4回目接種キャンセル急増の背景…予約していた人々に生じた不安
8月21日、岸田文雄首相がPCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明した。首相は8月12日に4回目のワクチン接種を受けており、そこから9日目のことだった。 症状は軽症で、首相公邸で自宅療養しながらテレワーク...
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「抗原検査でコロナ陰性」を信じてはいけない 発熱外来医師が指摘
抗原検査キットで検査したら陰性。その後、PCR検査を受けたらコロナ陽性だった。こんな話を周辺からよく聞く。抗原検査キットで陰性でも安心できない? ◇ ◇ ◇ PCR検査は所定の場所に出かけなければならず、結果が出...
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論争再燃! 経済効果はあったけど…石川・能登町「イカキング」はコロナ交付金の無駄遣いか
新型コロナウイルス対策として国から交付された地方創生臨時交付金(コロナ交付金)を投じて建設した石川県能登町の巨大スルメイカのモニュメント「イカキング」について、29日、町が建設費の約22倍の経済効果があったとする結果を公表し、ネット...
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新たな軽症者向け「新型コロナ飲み薬」の承認が待たれる理由
7月20日、塩野義製薬の飲み薬「ゾコーバ」の緊急承認が見送られ継続審議となった。承認されていれば、国内製薬会社が開発した初の経口薬となっていた。呼吸器専門医である池袋大谷クリニックの大谷義夫院長に話を聞いた。 ◇ ◇ ◇...
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感染症の専門家は「ゼロコロナは不可能」となぜ言わないのか
8月23日までの新型コロナの累計陽性者数は1749万7897人に上る。累計死者数は3万7586人である。年代別にみると、10歳未満15人、10代11人、20代52人、30代131人、40代454人、50代1208人、60代2473人...
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10日間のコロナ隔離期間で…“のんびり”の先にある孤独感のようなものを経験
10日間の隔離期間を終えてやっと現場復帰。振り返ってみればデビューから42年間で10日間も休んだことがない。15年前に乳がんを患った時だって手術入院も最大で6日間だったし、後は仕事しながら通院。子供の頃の夏休みもプール行ったり海に行...
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コロナ感染で留年処分となった東大2年生ついに提訴…不誠実すぎる大学の対応とは
8月19日、東京大学教養学部理科3類2年生の杉浦蒼大君が、東大が下した留年処分が不当であるとして東京地裁に提訴した。杉浦君は、私が主宰する医療ガバナンス研究所で学ぶ学生だ。私は詳細を知る立場にある。背景をご紹介したい。 彼が...
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また出た日本の“なし崩し”コロナ対策 「無症状者の外出容認」に科学的エビデンスは?
日本の新型コロナ対策はあらゆることが“なし崩し”だ。「全数把握」の見直しに続き、今度は「無症状者の外出容認」も浮上。マスク着用などの感染対策を徹底すれば、食料品や生活必需品を買いに出かけることを認める案で、政府は9月中旬の実施を目指...
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第7波死者7000人超は過去最悪ペース…「コロナ死」ピークが9.27安倍元首相国葬を直撃か
安倍元首相の国葬(9月27日実施)をめぐり、岸田政権は26日の閣議で今年度予算の予備費から約2.5億円を支出することを決めた。鈴木財務相は参列者について「最大6000人程度」と説明。弔問外交をもくろむ官邸は各国要人の訪日を期待するが...