元兵庫県議の死をめぐり虚偽情報拡散…立花孝志氏は名誉毀損で立件なるか?若狭勝弁護士が見解

公開日: 更新日:

 兵庫県の斎藤知事を告発した文書を調査する県の百条委員会のメンバーだった竹内英明元県議の死をめぐり、再び動揺が広がっている。

 自殺したとみられる竹内元県議について、N国党党首の立花孝志氏はSNS上で「(竹内元県議は)県警から事情聴取を受けていた。逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信していた。

 しかし、20日の兵庫県議会警察常任委員会で、兵庫県警本部の村井紀之本部長は「全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されているのは、極めて遺憾だと受け止めている」と、異例のコメントを発表。立花氏が発信した内容を、キッパリと否定した。

 また、同会では今回の事態を重く見た委員から「名誉毀損で取り調べて欲しい」との質問が飛んだ。これに県警本部は「法と証拠に基づいて適切に対処してまいりたい」と回答するにとどめた。

 一方で、X上では立花氏への批判の声が高まったのか、21日夜に「#立花孝志を逮捕しろ」がトレンド入りした。果たして、立花氏が名誉毀損で立件される可能性はあるのか。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士はこう話す。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続