ひざ痛
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膝痛と関節注射と骨折との関係…米国医師会関連雑誌で報告
膝や肩などの関節が腫れて痛むことは、年齢とともに誰にでも起こる可能性のある症状です。痛みがつらくて医療機関を受診すると、関節の中に注射をして治療をしてくれることがあります。あれは何を注射しているのでしょうか? 最近では血漿製...
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膝痛とオサラバ!治療最前線(4)炎症の原因物質は進行に伴って減少し鎮痛剤が効きづらくなる
変形性膝関節症と診断されたら、どんな治療があるのか? 「欠かせないのは運動療法です。特に、初期や中程度では有効性が高い。日本整形外科学会が行った全国調査でも、病院で処方する消炎鎮痛剤と同等かそれ以上の痛みを和らげる効果があると...
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膝痛とオサラバ!治療最前線(3)我慢するうちにちょっとした痛みでも強い痛みとして捉えるように
変形性膝関節症は50歳ごろから増え始め、特に女性で多くなる。60代の女性の40%、70代の女性の70%が変形性膝関節症といわれている。 高齢者が多数を占める病気ゆえに「年だから仕方ない」となりがちだが、「年だからこそ、早期か...
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膝痛とオサラバ!治療最前線(2)痛みがほぼない超早期から「異変」が生じている
「変形性膝関節症」は、加齢などで膝関節の軟骨が徐々にすり減り、骨にダイレクトに衝撃が伝わることで歩行時に膝の痛みが生じる病気だ。やがては膝関節が変形し、安静時も膝が痛むようになる。 最近の研究で、軟骨がすり減る前に何が起こっ...
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膝痛とオサラバ!治療最前線(1)軟骨がすり減る前に膝の半月板の損傷が始まる
・立ち上がりや歩き始めに膝が痛む ・休むと膝の痛みが治るが、歩き出すとまた痛い ・膝痛で階段がつらい ・膝痛で正座ができない 年齢が上がるほど患者数が増える「変形性膝関節症」は、有病者数約2500万人、痛みを抱えながら薬...
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「変形性膝関節症」痛みを抑える新たなメカニズムがわかった
膝が痛くて歩けない。膝の曲げ伸ばしがしづらい──。「変形性膝関節症」は60歳以上の女性の約半数、80歳以上では約8割が発症し、国内の患者数は2500万人と推定されている。消炎鎮痛薬や患部への注入療法など治療法はさまざまだが、副作用の...
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膝が痛い! 「変形性膝関節症」手術を受けるときに押さえておきたいポイント
膝痛の原因で多くを占めるのが、40~50歳ごろから始まる「変形性膝関節症」だ。“椅子生活”が浸透してきているとはいえ、日本ではまだまだしゃがんだり正座をしたりといった機会が日常的にある。それが変形性膝関節症を悪化させ、ADL(日常生...
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高齢者の4分の1は「変形性膝関節症」…失敗しない病院選びのポイント
変形性膝関節症は、高齢者に多い。日本では高齢者の約4分の1にあたる820万人が痛みを伴う変形性膝関節症に罹患していると言われている。「立ち上がる」「しゃがむ」「歩く」などさまざまな場面で膝痛が生じるので、日常生活動作(ADL)に大き...
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老親のためにも知っておきたい「杖」の正しい選び方、使い方、歩き方
年末年始の休みに里帰りして、老親の肉体的な衰えを目の当たりにして驚いた人もいるのではないか。老親の足元がおぼつかず、「そろそろ杖を使ったら?」と言いたくなった人もいるだろう。自分自身で足の衰えを自覚して杖の使用を考えている人はもちろ...
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肩や膝に万能細胞を大量注入する「幹細胞治療」は1回100万~300万円
これまで紹介してきたPRP療法は再生医療の一つですが、それとは別の再生医療についてお話ししたいと思います。幹細胞治療といいます。 幹細胞とは、失われた細胞を再び生み出し、補充する能力を持つ細胞です。皮膚や血液のように絶えず入...
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腰・膝・足首が痛い人は…股関節の「硬さ」を要チェックするべし
「股関節ほぐし」という名のストレッチが、SNSに盛んにアップされている。ジムに行けば「股関節が硬くなっていませんか?」という声がけもある。股関節が硬いと支障があるのか。世田谷人工関節・脊椎クリニック(東京・世田谷)の人工関節センター長...
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「変形性膝関節症」に対してPRP療法は効果があるのか
PRP(多血小板血漿)療法は、高いエビデンス(確固たるデータ)が足りない──。 これまでの連載で触れた通りですが、効果のある治療であるのは間違いありません。 今回の記事では、2022年に権威あるJBJSという整形外科...
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膝の運動は短時間でも効果的…30分も90分もほぼ同じ
変形性の膝関節症というのは、膝の関節の半月板と呼ばれるクッションがすり減り、関節が炎症を起こして痛みを伴うつらい病気です。進行すると歩行も困難となり寝たきりの原因にもなりますから、痛みがあったら早めに対処することが重要なのですが、そ...
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テレワークでリスク増…運動不足な30~40代は「変形性膝関節症」に要注意
近年、コロナによるテレワークの普及で「変形性膝関節症」の患者数が増加しているという。膝関節は荷重関節と呼ばれ、体重を支える役割を担っていることから、重力下で生きる人は誰しも発症する可能性がある。「自分で治す!変形性膝関節症」の著者で...
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東洋医学では膝の痛みに対してどのようにアプローチするのか
膝が痛いという場合、その痛む場所も原因もさまざまです。たとえば膝の内側の場合は、軟骨がすり減って神経があたるため。また膝の外側は、太ももの内側の筋肉の衰えやO脚の影響などにより、骨格筋の歪みの影響で痛みが生じます。そして膝の前側は太...
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コロナ禍で「膝のメリメリ音」を訴える人が増加中…放置しても大丈夫?
記者は50代。スクワットなどで膝を曲げ伸ばしした際、かすかに「メリメリッ」という音が膝から聞こえることが気になっていた。 体を動かした際に鳴る「ポキッ」という音とは違い、「メリメリッ」もしくは「ミシミシッ」。小さな音ではある...
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「靴」を変えれば膝痛が改善する? 6割が効果を実感 豪州の研究グループが発表
2008年に出された厚労省の研究班報告書(介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について)に、変形性膝関節症の自覚症状がある人は約1000万人、潜在的な患者は約3000万人と書かれています。膝の軟骨が変形したりすり減ったりして起こる、...
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膝を曲げるとポキポキなるのはなぜ? 関節症につながるリスクも
【Q】立ち上がったり、階段を上ったりすると、膝がポキポキ鳴ります。病気でしょうか。変形性膝関節症の前触れとも聞きますが、本当ですか? 【A】音が鳴る仕組みはハッキリとわかっていませんが、「キャビテーション」と呼ばれる現象が起きて...
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【杜仲茶】「腎」と「肝」を強化し関節と筋肉をサポートする膝の神食材
長時間歩いたり、階段の上り下りがつらい。正座がきつい……。年をとるにつれて気になる「膝の痛み」。日常生活において、歩いたり座ったりする動作は、膝の関節が正常に機能することによって行われています。上半身の重さを支え続ける膝は年々負担が...
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膝<下> 運動で変形性膝関節症を改善 O脚やX脚で乱れた下肢バランスを矯正
加齢とともに膝の軟骨が徐々にすり減っていく「変形性膝関節症」。 進行すると骨の形が変わって靱帯がゆるみ、関節が徐々に変形していく。それによって痛みが出やすくなる。 変形性膝関節症では「痛いから」と膝を動かさず、ひたす...
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膝<上>変形性膝関節痛を治す4つのステップ 専門医が解説
40代、50代を過ぎた頃から、膝の痛みを感じる人が増えてくる。加齢による膝の痛みは、「変形性膝関節症」が原因で起こることが多く、潜在的患者(予備群)を含めると約3000万人いると推定されている。 変形性膝関節症は、加齢ととも...
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足<上>「足寿命」を決めるポイントと3つの体操 国内初の足の総合病院院長が教える
少し歩いただけで足が疲れる。階段の上り下りで足や膝が痛い。巻き爪やタコが痛む。足が冷えたりむくんだりする……。こうした足のトラブルは、意外と軽視されてしまいがち。しかし、足に生じるこれらの症状は、実は「足寿命」が短くなっているサイン...
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グルコサミンやコンドロイチンは関節の痛みに効くのか?
グルコサミンやコンドロイチンに関して、変形性膝関節症・股関節症などの痛みの緩和に世界的に用いられているといった研究報告は多数あります。たとえば2000年に海外の有名な医学雑誌「JAMA」に掲載されたボストン大学の研究では「グルコサミ...
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膝<下>変形性膝関節症の進行を抑える食事・運動のやり方
膝関節の軟骨が加齢とともにすり減って変形していく「変形性膝関節症」。軽症のうちは我慢することができていた膝痛も、中等症になるとしょっちゅう痛んだり、痛みが強くなってきて、徐々に日常生活に不便や支障が表れてくる。 中等症期の段...
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膝<上>変形性膝関節症を軽減する歩き方と姿勢 専門医が伝授
階段を下りる時や急に立ち上がった時など、体重が膝にかかった時に痛む「変形性膝関節症」。 加齢とともに膝関節でクッションの役割をしている軟骨がすり減って変形してきてしまう病気だ。50歳以上だと、男性の10人に1人、女性の4人に...
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高齢者の1割が脊柱菅狭窄症 手術すべきベストなタイミングは
主に加齢で黄色靱帯という靱帯が分厚くなるなどして脊柱管が狭くなり、脊柱管を通る神経が圧迫される「脊柱管狭窄症」は、高齢者の10人に1人は該当するともいわれる。老親のために、知っておくべきことは? 「下肢やお尻にしびれ、痛み、重...
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寿命縮める運動量の激減は「グーパージャンプ」で解消できる
東京、大阪、京都、兵庫で3度目の緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を控えている人がこれまで以上に増えている。しかし、自宅にこもって日々の運動量が過度に減ると、とくに高齢者の場合は深刻な状態を招きやすくなる。「究極の健康習慣」の著...
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足<上>健康な足は10人に1人…扁平足を治す靴の選び方
いつまでも健康でいるために肝心要となるのが「足」。歩けることが健康の基本だ。しかし、歩くと足に「少し痛みが出る」「疲れやすい」といった症状があっても、「一時的なもの」「歩きすぎた」などと軽く考え、放置している人が多い。足のちょっとし...
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片足立ちで靴下がはけない人は…将来の「寝たきり」リスク大
あなたは、片足立ちで靴下がはけるだろうか? もしできなければ、ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)の心配がある。 ロコモとは、骨や関節、筋肉などの運動器が衰え、転倒、それによる骨折や寝たきりの可能性が高い状態をいう。20...
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お尻の筋肉がそげ落ちるとふんぞり返ったような姿勢になる
「電車で、ふんぞり返ったような姿勢で座っている60代以上の方を見かけませんか?」と言うのは、米国の医療国家資格アスレチックトレーナーの三田貴史さん。体は椅子からずり落ちそうなほどにふんぞり返っているのに、顔と首は前に出ている。言われて...