女性
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乳がんに朗報! 世界初「ホウ素中性子捕捉療法」による試験的治療がスタート
日本人女性の9人に1人が罹患(りかん)すると言われる乳がん。「がんの統計2022」によると、2021年に新たに乳がんを患う人は9万4400人と予測されている。同年の死亡者数も1万4908人に上った。そんな乳がんに新たな武器が加わりそ...
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母子の命を守るために男性も知っておきたい「妊娠高血圧症候群」
妊娠中に受動喫煙をすると、妊婦自身がたばこを吸うよりも「妊娠高血圧症候群(HDP)」の発症リスクを高める──。今年2月、そんな研究結果が東北医科薬科大学から報告された。かつて妊娠中毒症と呼ばれていた病態で、妊婦の5~10%が発症する...
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全カップルに届けたい「幸せセックス」 国内唯一の性交痛悩み解決サイト運営者に聞く
国内唯一の性交時の痛みに特化した悩み解決サイト「FuanFree(ふあんふりー)」の運営元「うるおいヘルスケア」が行ったアンケートでは、女性の約8割が性交痛を経験。解決策を探る男性は少なくないようで、2020年のサイトオープン以来、...
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9人に1人が乳がんを罹患 10年生存率をほぼ100%を可能にするポイント
30~64歳の女性のがん死亡数1位が乳がんだ。40歳以上から急増し、働き盛りや子育て真っ最中の世代もかかる。 「乳がんは10年前は20人に1人が発症する病気でしたが、今の罹患率は9人に1人。身近な人がかかったため不安で、と乳が...
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米国の独身女性の3人に2人は中絶反対派の男性とはデートしない…衝撃の調査結果
独身女性の3人に2人は、中絶に反対意見を持つ相手とはデートしない。そんなショッキングな調査結果が発表され、驚きが広がっています。 世界最大規模の恋愛・結婚マッチングサイト、マッチ・ドットコムが、2022年に5000人の独身者...
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指のこわばり、耳鳴り、めまい…更年期症状は意外なものがいっぱい
大塚製薬が全国の日本人女性45~59歳1612人のうち、更年期症状があると回答した366人を対象に調査を実施。更年期症状があるものの、かかりつけ婦人科医がいない人は55%と半数以上だった。更年期症状とうまく付き合うには、正しい知識が...
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自営業の女性はストレスがなく健康? 肥満が34%少ない
海外の研究によれば、会社などに雇用されている女性の心理的ストレスは、職場内での性差別や不当な評価、仕事と家庭の両立困難が主な要因として挙げられています。これらの心理的ストレスはまた、心臓病の発症リスクを高めたり、メンタルヘルスの悪化...
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若い女性が性感染症クリニックに押しかけるワケ 東京の夜の繁華街に異変が
東京の風俗店で働く女性や客の間で性感染症クリニックでの診察希望者が急増しているという。 きっかけは「1000人以上がエイズ発症の危機」とうたった週刊誌の記事だった。 都内の風俗店に勤める20代の風俗嬢が日本の大学に留...
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赤ちゃんが生まれる一歩手前の「切迫早産」に注目の新治療が
妊娠の順調な経過で赤ちゃんが生まれるのは妊娠37~42週未満。妊娠22週から37週未満で生まれるのが「早産」で、「切迫早産」は、子宮の出口が開きかけ、赤ちゃんがかろうじて妊婦のお腹にとどまっている、まさに出産の一歩手前だ。 ...
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粉ミルクの次はタンポン危機…米国での深刻な品不足が女性の健康を脅かす
赤ちゃんの粉ミルクの深刻な品不足についてお伝えしたばかりですが、続いて今度は女性の必需品タンポンが不足して問題になっています。なぜ女性に必要なものばかりが足りなくなるーー? アメリカの女性たちは悲鳴をあげています。 パンデミ...
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腎不全は男性に多いが女性はより危険! 死亡率が11%高い
腎臓は体の水分や塩分のバランスを調節したり、不必要な成分を排泄(はいせつ)する働きを持つ大切な臓器です。腎臓の働きが高度に低下した状態を「腎不全」と言いますが、腎不全になると血圧は上がり、体はむくみ、吐き気やだるさで動けないような状...
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日本人は「葉酸」が極めて不足…認知症・動脈硬化・うつ病のリスクが増大
この20年、日本人全ての世代で、健康を維持する上で重要な栄養素の摂取が不足している。「中でも深刻なのは葉酸」と指摘するのは、女子栄養大学副学長で自治医科大学名誉教授の香川靖雄医師だ。詳しく話を聞いた。 日本人の世代別栄養摂取...
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コロナ禍の運動不足とストレスが女性の尿漏れリスクを高めてしまう
コロナ禍の運動不足が招く意外な体の不調が「尿漏れ」だ。日本泌尿器科学会専門医で、女性医療クリニックLUNA理事長の関口由紀医師に対策を聞いた。 尿漏れには種類がいくつかあるが、女性に多いのは「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」「...
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不妊治療専門の病院・クリニックの正しい選び方
みなさんはどのように病院・クリニックを選んでいらっしゃるでしょうか。自宅あるいは職場の近くのクリニックにとりあえず行ってみるという方も多いと思います。もし本格的に不妊治療を始めようと考えたら、不妊専門の病院・クリニック選びは非常に重...
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不妊治療を続けても難しい場合の選択肢 卵子提供の実情と課題
44歳のA子さんは、41歳の頃から不妊治療を開始して体外受精へと治療を進め、何回も胚移植を行ないましたが、妊娠には至っていません。最近は採卵を試みましが卵子すら採れなくなっており、「もうこれ以上、治療を続けても意味がないでしょうか?...
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サプリを飲んでいますか? プレコンセプションケアという考え方
みなさんは「プレコンセプションケア」という言葉をご存じでしょうか。欧米から広まり、現在は日本でもその重要性が唱えられてきています。プレコンセプションケアとは「妊娠する前から、元気な赤ちゃんを授かるために自分の生活や健康を見直していき...
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不妊治療を保険適用にすることは本当に患者のためになるのか
菅首相が不妊治療への保険適用を掲げ、来年4月からの適用開始を目指して現在検討が進められています。高額な治療費がかかる体外受精が保険適用となることは、金銭的な理由で治療を断念している多くの患者さんにとって朗報であることは間違いありませ...
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不妊治療はいくらかかるのか? 高額費用が必要な治療の実態
お子さんを希望しているもののなかなか妊娠せず、不妊治療を開始して人工授精、体外受精へと治療を進めたAさんご夫婦は、「検査や治療費などで1人妊娠するまでに100万円以上かかりました」といいます。 日本では公的医療保険制度の下、...
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SNSでの精子提供の急増と個人間の取引に潜む大きなリスク
精液中にまったく精子がいない状態を「無精子症」と呼び、日本人男性の約1%にみられると言われています。無精子症と診断されても、「MD-TESE」と呼ばれる精巣内から直接精子を探す方法で見つけ出すことができる方もいますが、見つからない場...
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不妊治療中にコロナワクチンを接種して大丈夫なのか?
コロナワクチンの職域接種が始まり、「不妊治療中にコロナワクチンを受けていいですか?」と質問される患者さんが増えています。中には、「コロナワクチンを打つと不妊になるとSNSで話題になっています」とおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが...
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「体外受精」の実際の治療成績は? 日本は世界で最下位
体外受精を希望されるご夫婦の中には、「体外受精でも、できるだけ薬は使いたくありません」とおっしゃる方も少なくありません。もちろん、患者さんのご希望に沿った治療をすることは大事ですが、治療を開始する前に治療方法とその成績を十分に理解し...
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いまや16人に1人は体外受精で生まれている どんな治療なのか
不妊を専門とするクリニックを初めて訪れたAさん夫婦は、「不妊治療にはどんな治療方法があるのかまったく知りませんでした」とのことでした。特に「体外受精」は一度は言葉を耳にしたことはあっても、実際にどんな治療をしているのかご存知である方...
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「不妊検査で異常なし」=「不妊ではない」ということにはならない
28歳のA子さんは結婚後2年たっても子供ができないため、不妊治療を専門とするクリニックを受診。不妊検査で「両側の卵管が閉塞している」と言われました。そこで卵管を広げて閉塞を解除する卵管形成術を受け、2カ月後に自然妊娠されました。 ...
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あなたの卵巣年齢は何歳?不妊の病院を訪れたら行われる検査
「子供を希望しているのにできないが、どのタイミングで病院を受診すればよいか分からない」という声をよくお聞きします。 女性の年齢が35歳未満なら不妊期間が1年、35歳以上なら半年を目安に受診することをおすすめします。ただこれはあ...
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不妊治療の大きな障壁 卵子の老化は止められない
「毎月タイミング合わせているけれど、なかなか子供に恵まれません」 結婚して1年、2年と過ぎ、こう思って不妊治療の病院を訪れる患者さんは少なくありません。国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、日本で不妊の検査や治療を受けた...
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新しい乳がん検診「ドゥイブス法」は見逃しが少なく痛くない
乳がん検診は「痛い」「服を脱ぐのが恥ずかしい」と嫌がる人が珍しくない。しかし、それらの受けたくない理由が省かれた新しい乳がん検診がある。「ドゥイブス(DWIBS)法」だ。開発者である東海大学工学部医用生体工学科教授の高原太郎医師(放...
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だいたひかるさんは順調 がんと不妊治療を両立させる女性のプランは3つ
晩婚化が進んでいるだけに、参考になるかもしれません。お笑いタレントのだいたひかるさん(46)は乳がんの治療を中断して不妊治療で子供を授かり、赤ちゃんが順調に成長していることをブログで報告。9週目の妊娠検査についてこう記しています。 ...
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古い価値観を捨て、「2人の気持ちいい」を探求しよう
セックスの痛みはなくせる・防げる・“気持ちいい”に変えられる――。そう信じて、性交痛に特化した情報を発信しています。 それは単なる漠然とした思いではなく、私たちが抱えやすいセックスの課題に気づいているから。本連載でも何度か取...
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初体験=痛い?不安につけ込むアカウントやサイトに注意
先日、自分のSNSが「処女卒業サポート」と名乗るアカウントからフォローされていることに気づきました。調べてみると似たようなアカウントやサイトはネット上に複数あり、共通しているのは、「僕たちがサポートすることで“痛みなく”処女を卒業で...
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痛いのは処女膜が厚くて破れにくい「処女膜強靭症」だから?
性交痛が全然治らない場合、生まれつき処女膜が厚くて破れにくい「処女膜強靱症」を疑うことがあります。そういう人が多いせいか、処女膜強靱症をキーワードにネット検索すると、美容整形外科クリニックがズラリと出てきます。 処女膜強靱症...