釜本邦茂 ズバッと言わせてもらう!
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2年ぶり先発も…MF柴崎はもっと自分勝手なパスを出すべき
ロシアW杯最終予選の初戦(16年9月1日)でUAE相手に黒星スタートとなったハリルホジッチ日本代表は、約1年後の最終予選最終節のサウジアラビア戦(日本時間6日)を落とし、ちょうど「最初と最後」が負け…
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状態の良い選手で豪州に勝利 本田と香川の処遇に今後注目
W杯予選に求められること――。言うまでもない。「結果を出す(予選を突破する)」である。 これまでハリルホジッチ監督については、日刊ゲンダイでいろいろと批判をさせてもらった。しかし「勝てばロシ…
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本田圭佑はいまの日本代表に本当に必要な戦力なのか?
代表チームには「形」が必要になってくる。 クラブとは違い、集まって練習する時間は限られている。代表選手の顔ぶれも変わるし、選手によって代表出場歴も違う。 だからこそ攻守に「決まり事」…
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乾と本田 W杯予選イラク戦の勝利に必要なのはどちらか?
シリア戦(7日)の目的は、あくまで「13日のロシアW杯最終予選イラク戦」に向けて、これまで日本代表が積み上げてきたものをピッチで表現し、大一番で勝利するための「道筋」を明確にすることだった。 …
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何よりもシュートを打たれない守備を再構築してほしい
W杯アジア最終予選のタイ戦の良かったところ、悪かったところは何か? 得失点差も大事な要素となる最終予選で4得点を奪い、失点をゼロに抑えたことは喜ばないといけない。 問題点は明確だ。一…
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UAE戦勝利の立役者は今野と山口の両MFだ
W杯最終予選のUAE戦で一番の問題点といったら……テレビ中継の解説が少しだけ騒がしかったことかな。なんて冗談はさておき、ハリルホジッチ代表監督は就任後、初めてスカッとしたんじゃないかな。試合終了のホ…
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レアルと鹿島の決定的な違いはスピードだ
クラブW杯決勝で強豪レアル・マドリード相手に善戦して「世界2位」となった鹿島アントラーズ。レアル相手にまずはしっかり守り、ここぞという局面で攻撃のギアを上げ、ゴールを予感させるようなカウンターを仕掛…
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代表新戦力や若手は今後もベテランをガンガン突き上げて
それにしても、終了間際の失点は余計だった。 W杯最終予選B組2位のオーストラリアが、最下位のタイと引き分けたことでサウジアラビア戦(15日)を2─1でモノにした日本が、W杯出場圏内の2位に繰…
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釜本氏「大迫と清武が有機的に絡めばゴール期待できる」
この前のオマーンとの一戦は、あくまでW杯アジア最終予選の大一番であるサウジアラビア戦(15日=午後7時35分キックオフ、埼玉スタジアム)に勝つために「何をテストするか?」に主眼が置かれていた。良かっ…
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「本田1トップ」がサプライズ? ハリル監督には芸がない
W杯最終予選のオーストラリア戦(11日)でFW本田圭佑が、先発としては12年10月のブラジル戦以来となる1トップに起用された。 ハリルホジッチ監督は「サプライズ」と話していたが、10年南アW…
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イラク戦で判断力欠如を露呈 本田はついに賞味期限切れ
テレビも新聞も「蛍の劇的ゴール」で持ち切りだね。W杯最終予選のイラク戦(6日)は、アディショナルタイム(公式記録は90+5分)にMF山口蛍のミドルシュートが決まった。日本が勝ち点3をゲットしたことに…
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ハリルは本田と“心中”する気のようだが大丈夫なのか
日本代表のハリルホジッチ監督は「本田と心中する」気でいるようだ。 UAE戦敗戦の5日後にバンコクでタイ代表と戦い、2―0で勝ち点3を奪ったが、正直に言ってタイ代表は「5、6点は取って快勝しな…
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UAE戦の日本は何も考えないで攻撃していたのではないか
W杯アジア最終予選のUAE戦は「まさかの敗戦」というのが、世間一般の感じ方だろうね。 しかし、これが「今の日本の実力」だよ。選手たちが「やることをやった。しかし、運がなかった」と思っていると…
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リオ五輪の予選リーグ敗退ではっきり見えた日本の弱点
監督も選手も、そして多くのサッカー関係者たちが、当たり前のことではあるが、改めて実感していることだろう。大きな国際大会でメダルを取ることの難しさを――。 日本は、グループリーグB組最終戦のス…
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リオ五輪サッカーコロンビア戦 日本代表を素直にホメたい
面白かった。選手はよく頑張った。率直にそう思ったよ。リオ五輪、南米の強豪コロンビアに2点のリードを許し、これまでの日本選手なら下を向いてしまい、逆襲どころじゃなかった。メンタルの強さを頼もしく思った…
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ナイジェリアとの“ドツキ合い”に乗ったマネジメントに疑問
日本五輪代表選手たちも、頭の中では分かっていたはずだ。アフリカ系選手独特の体の動きだったり、体の入れ方だったり、そして「届かない」と思ってもスッと伸びてくる長い足──。 きちんと対応できてい…
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ブラジル戦では五輪代表から“我慢”が伝わってこなかった
もしブラジルの選手がもっと真剣にやっていれば、2失点では済まなかった。日本五輪代表の手倉森監督や選手は「メダルを狙う」と言っているが、自分たちの立ち位置をシビアに認識できたのは、貴重な経験になったん…
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日本人の持ち味を生かしたフィジカル強化をやって欲しい
主力選手不在のボスニア・ヘルツェゴビナに1―2で負けてしまった。 FIFA(国際サッカー連盟)ランク通り(日本53位。ボスニア20位)と言ってしまえばそれまでだが、9月に開幕するW杯最終予選…
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本田抜き奏功 ブルガリア戦勝利を呼んだ選手間の“流動性”
7―2かぁ……。ブルガリアはポンポンと2失点した時点で完全にペースを乱し、大味な試合になってしまった。残念ながら、試合自体のクオリティーは低かったと言わざるを得ないね。 ただし、日本の選手は…
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手倉森ジャパンに足りないのは「ゴールに放り込む」感覚
日本五輪代表(23歳以下)が参戦していたトゥーロン国際大会は、決勝(現地時間29日)でイングランドが、フランスを2-1で下して優勝した。 日本は1次リーグB組で1勝3敗(得点3・失点5)の4…