ハリルは本田と“心中”する気のようだが大丈夫なのか
日本代表のハリルホジッチ監督は「本田と心中する」気でいるようだ。
UAE戦敗戦の5日後にバンコクでタイ代表と戦い、2―0で勝ち点3を奪ったが、正直に言ってタイ代表は「5、6点は取って快勝しないといけない」レベルだった。
どうして「2点しか取れなかったのか?」。大きな要因のひとつに「本田のプレーに問題があった」からである。何度も指摘してきたが、彼はボールを出したら止まってしまう。チーム全体の“流れ”が停滞してしまうのだ。後半に入ると運動量も減り、追加点を奪うために「いつ本田をベンチに呼び戻すのだろうか?」と思っていた。
しかし、最終予選初戦のUAE戦のフル出場に続き、タイ戦は85分までプレーした。指揮官はデキが悪くても「本田はピッチに不可欠な選手」と考えているということの表れだろうが、そのことが今後、果たして吉と出るか、それとも凶と出るか――。少なくとも最終予選も「本田と心中する覚悟で臨む」ことは強く伝わってきた。
もっとも、ハリルホジッチ監督を擁護するわけじゃないが、日本のメディアにも問題があると思う。