釜本邦茂 ズバッと言わせてもらう!
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森保Jは1トップに永井タイプのFWを選択肢に加えるべきだ
キリンチャレンジカップ2試合が終わり、森保ジャパンはブラジルで行われるコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦する。 マスコミ報道は、エルサルバドル戦に途中出場したFC東京MF久保に集中している印…
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日本代表攻撃陣「久保が見たい」といわれないよう奮闘せよ
時代が平成から令和に変わっても、残念なことに日本代表は代わり映えしなかったね。5日のトリニダード・トバゴ戦を見ながら、つくづくそう思ってしまった。 守備を固めた相手に対してどう崩し、どうゴー…
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ボリビア戦ではFW鈴木武蔵と俊敏系MFをフィットさせて
22日のコロンビア戦は0―1とスコア上は惜敗だった。森保ジャパンは時間帯によっては互角以上の展開を見せ、MF中島やMF堂安は何本も惜しいシュートを放った。 しかし、試合が終わった後、どうにもこうにも…
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アジア杯V逸で痛感した 森保ジャパンの決定的な「弱点」
アジア杯の準優勝自体は、そんなに悲観する結果でもないとは思う。しかし、あまりに負け方が良くなかった。 準決勝のイラン戦のデキが良く、中3日で行われた決勝のカタール戦への期待値が高かっただけに…
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森保Jは実力上位のチームとの対戦でアグレッシブさを発揮
アジアカップ準々決勝までのイランの戦いぶりを見ていると、森保ジャパンに勝機を見いだすことは難しかった。 しかし、結果は日本の3―0の完勝となった。前半を0―0で折り返したのが大きかった。 …
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サウジ戦は不思議な勝利 森保Jアジア杯8強進出は「幸運」
何とも不思議な試合だった。アジアカップの決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアと対戦した日本代表は、試合を通して相手にペースを握られながら、終わってみると1―0で勝利を収めてベスト8進出である。 …
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森保Jが格下相手に大苦戦…まるで別のチームのようだった
今さらながらに「フレンドリーマッチ」という言葉の意味合いを痛感させられてしまった。 UAEで開催されているアジアカップは、森保一監督にとって初の公式大会となる。森保体制となった日本代表は昨年…
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キルギス戦は森保Jの強化にはつながらなかった
日本代表の国内最終戦となったキルギス戦(20日=豊田)は、4―0と順当な結果となった。 森保新監督体制になって4勝1分け。無敗で年を越すわけだし、めでたい話ではあるが……キルギス戦自体は「チ…
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南野・中島・堂安は国内テストマッチで結果を残しただけ
森保ジャパンがパナマに3―0で完勝した試合(12日)の後、当コラムで「16日のウルグアイ戦で選手は持ち味を存分に発揮し、スカッとした試合を期待している」と書いた。どの選手も、南米の強豪を相手に見事な…
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パナマ戦3-0の完勝劇だったのにスカッとしないのはナゼだ
森保ジャパンが、ロシアW杯に出場したパナマに3―0で完勝した。 ザルツブルクMF南野が先制弾を決め、国内組の柏MF伊東が2点目を、追加招集の磐田FW川又が3点目を奪った。海外組と国内組が、そ…
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代表選手の「自分のストロングポイント発揮しよう」に好感
日本代表・森保監督の初陣となったコスタリカ戦で驚いたことがある。 選手から「自分たちのストロングポイントを発揮しよう」という気持ちが伝わってきたことだ。 ポルティモネンセMF中島は左…
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セネガルを苦しめるも…日本があと一歩で勝ちきれない要因
ロシアW杯開幕前から「常に勇気を持って臨むべし」と言ってきた。 開幕2カ月前になって指揮官が代わり、西野ジャパンを形作っていくには、あまりにも時間が短すぎる。ゆえに「勇気を持って」である。 …
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コロンビアに勝利も…釜本氏は攻撃停滞と決定機ミスに注文
日本人もコロンビア人も、いや世界中の人が想定外の出来事にびっくり仰天したことだろう。 まさか「開始3分でコロンビアの選手が1人退場になる」とは……。そもそもコロンビアの選手の対応がお粗末だっ…
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後輩の西野監督に問う 今こそ本田を切るときではないか
まず最初に断っておきたいことがある。 初めて日刊ゲンダイ紙上で「ついに本田の賞味期限が切れた」とコメントしたのは、2016年10月のロシアW杯アジア最終予選イラク戦である。 そのとき…
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欧州遠征には落胆 “当落選上”の選手は無難なプレーばかり
マリとウクライナに勝てなかったことは無論、ロシアW杯に向けて好材料ではないが、勝った、負けたの結果以上に注目していたポイントがある。 欧州遠征メンバーの26人、特に当落線上と思われる選手が、…
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E-1選手権の韓国戦ではFW川又の1トップを試してほしい
2―1の勝ち試合で一番、目立ったのが鹿島DF昌子の40メートル超ロングシュートでは、どう考えてもFW陣は立つ瀬がないわなぁ……なんてことを考えながら、東アジアE―1選手権の中国戦(12日)を振り返っ…
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Jリーグ組代表選手に「なぜ失敗を恐れるのか」と言いたい
代表主軸のG大阪MF井手口の終了間際の劇的ゴールで東アジアE―1選手権の初戦・北朝鮮戦(9日)をモノにした。 日の丸を背負った試合は「何よりも勝つことが大事」。しかしながら「物足りない」とい…
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ベルギー戦で見えた ハリル日本代表が今すぐ改善すべき点
ベルギー戦の0―1というスコアに違和感はない。世界ランク2位のブラジルに1―3のスコア以上に完敗した試合と違い、守備が混乱を来さなかった分、日本代表は同5位の強国に善戦したと言っていいだろう。 …
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惨敗ブラジル戦 日本の選手たちは恐怖心で腰が引けていた
1―3のスコア以上に歴然とした開きがあったね、ブラジルとは。 日本の選手は、王国に“敬意を表し過ぎて”自信を失い、ミスを恐れて厳しい局面でボールを受けようとせず、漫然とボールを回しているとこ…
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ハリル監督の戦い方には「したたかさ」が感じられない
ハイチとのテストマッチ(10日)は、後半アディショナルタイムにMF香川の劇的ゴールが決まって3―3の同点……で満足している選手はいないと思うが、それにしてもブサイクな試合だった。 前半17分…