釜本邦茂 ズバッと言わせてもらう!
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東京五輪を通して日本サッカーに「頼りになるストライカー不在」という課題を突き付けられた
東京五輪の3位決定戦でメキシコと対戦した日本U-24代表の選手たちは真っ白のユニフォーム、パンツ、ストッキングでピッチに登場した。 左胸にはJFA(日本サッカー協会)のエンブレムはなく、シン…
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【サッカー】3位決定戦メキシコ戦は「メダリストになる!」という強い気持ちで
五輪サッカーの日本とスペインとの準決勝を自宅でテレビ観戦した。 チャンスのたびに、ピンチを防ぐたびに声を挙げ、日本代表の後輩たちを全力で応援した。善戦もむなしく、延長後半の失点で敗れてしまっ…
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【サッカー】U-24日本代表のNZ戦を総括 PKにもつれた瞬間に勝利を確信した
準々決勝のニュージーランド戦は延長が終わってもスコアは0-0のまま動かず、PK戦で決着をつけることになった。 えてして実力上位国の方が「勝てる試合だったのにPK戦とは……」と重苦しい雰囲気に…
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勝ってもFWの無得点は不甲斐ない 上田綺世が覚醒する日を心待ちにしている
フランス戦の試合終了の笛が鳴った瞬間、最初に口をついて出てきた言葉が「日本代表、なかなか凄い戦いぶりを見せてくれた」だった。 フランスはオーバーエージ(OA)枠の選手を含め、個々の選手のポテ…
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FW林は「緩急」の「緩」を意識してゴールを狙うべし
グループAの2試合目の相手メキシコは、初戦でフランスを4-1で圧倒した実力国。日本はメキシコが本領を発揮する前にポンポンと2点をゲットした。これが勝ち点3奪取に繋がった。 前半を2ー0で折り…
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スペイン戦をドローに持ち込んだ日本代表は五輪メダルを狙える位置にいる
東京五輪の本大会に出場するスペインU-24代表選手22人の中にA代表経験者が17人おり、そのうち6人は1週間前にイタリアの優勝で幕を閉じたユーロ(欧州選手権)に出場していたメンバーだった。 …
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五輪後にA代表の過半数をU-24メンバーが占めても驚かない
日本代表の<怒涛の9連戦>が終わった。 5月28日のA代表・W杯アジア2次予選ミャンマー戦を皮切りに東京五輪に出場するU―24代表、女子代表の試合を含めて6月15日までの19日間に9試合が行…
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「パス回してばかり」の日本が世界で通用するとは思えない
当コラムで何度も書いてきたが……「パスの回数で勝敗が決まるのなら日本は世界でも有数のサッカー大国」だろう。 ■同じような得点場面 【写真】この記事の関連写真を見る(14枚) 7日…
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U-24代表「3失点」の時間帯の悪さが大いに気に掛かった
日本代表と対戦して完敗したU―24代表の選手たちに聞いてみたい。 「アナタたちは、試合のたびに『開始直後と前半終了前と後半の立ち上がりは、特に集中力を切らしてはいけない』と言われないとダメなの…
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久保建英は“上手な選手”から「怖い選手」に変貌してほしい
日本代表がモンゴル代表を14―0で撃破し、1997年3、6月のマカオ代表戦で記録したフランスW杯予選の10―0以来、24年ぶりにW杯予選最多記録を更新した。 モンゴル戦をテレビ観戦しながら、…
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森保J「ゼロ・トップ」なんのため?パナマ戦では機能せず
森保監督率いる日本代表は、オーストリアで行われたパナマ戦(日本時間13日午後11時15分キックオフ)の先発布陣として<ゼロ・トップ>システムを採用した。いかにもストライカー然とした屈強なFWをトップ…
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今の森保ジャパンでは私でもゴールを決める自信がない
彼らは一体、何のためにサッカーをやっているのだろうか? ゴールを決める。失点を防ぐ。そうして勝利者となる。 それがサッカーの醍醐味ではないのか? タイで開催されたU―23(…
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香港戦「5-0」になって日本選手の緊張感が緩んでしまった
国際試合を5―0でモノにした。だが、相手との力関係は? 日本の選手は実力を発揮したか? 点差がついて気は緩まなかったか? もっとゴールは奪えなかったのか? など細かい点を考えないといけない。東アジア…
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急造の森保J 代表初ゴールの鈴木に大迫の代役は務まらない
東アジアE―1選手権が、韓国・釜山で開幕したね。森保ジャパンは初戦、中国と対戦して2―1で勝利した。今季のJリーグが閉幕したばかりだし、22歳以下の東京五輪世代も多く、初招集選手も少なくない。守備陣…
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もっともっと貪欲にゴールを 流れの中からも決めてほしい
思っていた以上に強かった――と言ってしまえば、対戦相手のキルギスに失礼かもしれない。しかし、世界ランク28位の日本が2―0で勝利したとはいえ、同94位のキルギス相手に押される時間帯も多く、内容的には…
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モンゴル戦の残念なシーンをとことん話し合ってほしい
大相撲とエライ違いやな。そんなことを思いつつ、カタールW杯アジア2次予選の日本代表―モンゴル代表戦を見た。 モンゴル勢が席巻している大相撲では、日本人力士が<胸を借りる>格好だが、サッカーの…
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W杯アジア2次予選ミャンマー戦のスコア2-0は大いに不満
カタールW杯アジア2次予選の初戦となったミャンマー戦は、日本が29本のシュートを放ったのに対してミャンマーは2本のみ。CKは日本が14回でミャンマーはゼロだった。危なげない試合運びで勝ち点3をきっち…
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ミャンマー戦では一人一人が局面を打開するプレーを見たい
キリンチャレンジ杯のパラグアイ戦の前半に関しては、2―0という得点差以上に日本代表の良さが伝わってきた。 攻撃面では左サイドMFの中島、トップ下のMF南野のコンビネーションの良さが目に付いた…
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現役時代に得意だった右45度からのシュートの極意を伝授
コパ・アメリカに参加した日本代表は、初招集の若手が過半数を占めた。それでも選手たちは、各人の持ち味を発揮してくれたと思う。しかし、日の丸を着けてブラジルくんだりまで出掛けながら、1分け2敗と勝ち星な…
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久保ら代表諸君「ボールにかじりついてでもゴールを!」
南米選手権の初戦で森保ジャパンが、チリを相手に0―4と一方的なスコアで負けを喫した。 もっともシュート数を見ると日本の12本に対してチリは16本。さして遜色のない数字だし、ゴールの予感が漂う…