権藤博の「奔放主義」
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巨人独走許すセ5球団の不甲斐なさ CSは廃止せよと言う理由
もし、今年のセ・リーグにクライマックスシリーズ(CS)があったらと思うと、ゾッとする。 ソフトバンクとロッテが熾烈な優勝争いを繰り広げるパ・リーグとは対照的に、首位を独走する巨人と2位中日の…
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阪神藤浪の再生 不安材料は安易で芸がないベンチの鈍感さ
これが、きっかけのひとつにはなると思う。 2013年以来となる中継ぎマウンドに上がっている阪神の藤浪晋太郎(26)。9月29日の中日戦では3点リードの八回に登板し、プロ初のホールドを記録した…
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セは開幕守護神4人が剥奪 ストッパー受難はCS中止の重圧
抑え受難のシーズン、と言っていいだろう。 例えば、セ・リーグ。6月19日の開幕時にストッパーを務めていた阪神の藤川球児、広島のT・スコット、中日の岡田俊哉、DeNAの山崎康晃の4人が、不調か…
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オリックスはいっそのこと「月決め監督」にしたらどうか?
先月20日にオリックスの西村徳文監督(60)が辞任した。球団フロントから辞任を要請され、それを承諾するという珍妙な流れである。誰がどう見たって事実上の解任だが、フロントが辞任と言い張るのは、いかにも…
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12球団ワーストの37失策…阪神は試合前練習から巨人と大差
開幕前、スポーツ紙から依頼された恒例の順位予想で、阪神を2位とした。 今の野球は、七回以降の戦い方で決まる、というのが私の持論。勝ち試合の終盤をどうしのぐか。リリーフ陣に力のある投手が揃う阪…
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ともに6連勝 G菅野とE涌井に見るカーブの効用とその勇気
昭和の時代、「球種は真っすぐとカーブだけ」という投手が少なくなかった。400勝投手・金田正一さん、史上最高の左腕・江夏豊、怪物・江川卓が代表例だろう。彼らのカーブは、「伝家の宝刀」と言うのにふさわし…
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2試合12四死球と大荒れ それでも大谷の制球心配なしの根拠
エンゼルスの大谷翔平(26)が荒れている。 2試合に登板した紅白戦で打者計25人に対して、12四死球。なにしろ、トミー・ジョン手術を経て今季が2年ぶりの投手復帰となるだけに、その後遺症を含め…
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リリーフ投手苦難のシーズンをこう見る これが私の継投論
“生涯一投手コーチ”を自任する私が実践してきた投手起用の要諦を簡単にまとめると、次のようになる。 ①打たれる前に代える ②リリーフ投手の「イニングまたぎ」はしない ③打たれたリリー…
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パの変則日程に苦言 同チーム6連戦続きで連勝連敗が増える
19日に開幕を迎えたプロ野球だが、特にパ・リーグは前例のない変則日程になった。 コロナ禍による開幕延期の影響で過密日程になったのはセ・リーグも変わらないが、パは開幕2カード目からなんと同一球…
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野茂の言葉でハッとした…プロ野球は一軍枠拡大より縮小を
それを聞いて、野茂英雄の言葉を思い出した。 6月19日に開幕を迎えるプロ野球で、一軍枠の拡大が検討されているという件だ。 コロナ禍で調整や練習を制限された選手のシーズンでの体力消耗を…
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開幕ダッシュ優先の球団は負ける 120試合制で変わる戦い方
6月19日開幕で動きだした今季のプロ野球は、例年の143試合制を短縮して120試合程度で覇権を争うことになる。 そこで、「あとで挽回するという考え方はよくない。開幕から100%で」とさっそく…
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川上哲治さん生誕100年 ハッとさせられた名将の言葉
2013年に亡くなられた川上哲治さんがご存命なら、今年3月23日で100歳を迎えられるはずだった。4月8日に熊本で開催予定だった「生誕100年記念」の巨人―中日戦をはじめ、その偉業を振り返るさまざま…
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日本の“現役ドラフト”はいかにもみみっちい 40人枠を提案
延期が続く開幕のほかにも、気になっていることがある。早ければ今年7月にも実施されると聞いていた、「現役ドラフト」のことだ。 実現すれば、選手移籍が活性化し、出場機会に恵まれない選手を掘り起こ…
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難局は遊び心で 西武・山川らの捕手練習はナイスアイデア
どこも活動休止で、すっかりネタ枯れのスポーツ界。スポーツ紙をペラペラとめくっていたら、久々に手が止まった。自主練習中の西武の山川内野手、外崎内野手、川越外野手の3人が捕手練習を行ったという記事だ。 …
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巨人と日ハムは“選手放牧” 開幕延期で問われる球団の手腕
プロ野球の開幕が4月24日に決まった。 とはいえ、これもあくまで「そこを目指す」というものであって、コロナウイルスの感染状況によっては、再度の延期もあり得る状況だ。 当初は3月20日…
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メディアが取り上げる G菅野の投球フォーム改造は至極当然
巨人の菅野智之(30)が投球フォームの改造を施し、評論家諸氏がさまざまな解説をしている。 確かに、見た目は変わった。フォームの始動時に両手を右肩の方向に引き上げてから、左足を上げていく。ひね…
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ロッテ佐々木は素晴らしい 掛け値なしの逸材だけに危ない
ロッテのドラフト1位新人、佐々木朗希(18=大船渡)を見た。 20日のブルペン。立ち投げでオール直球の40球だったが、なるほど確かに、迫力のあるボールを投げていた。 私はブルペンをあ…
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松坂が「生きた教科書」とは失礼な話 バカを言いなさんな
3年前のちょうどこの時期だ。WBC日本代表の投手コーチを仰せつかった私は、侍ジャパンに選出された選手を視察するため、12球団のキャンプ地を巡った。 「すごいじゃないか。いいボールを放っとる。W…
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盟友・高木守道氏を悼む 今も耳に残る「パチン!」の音
選手としては、「超」のつく天才だった。 17日に78歳で亡くなった高木守道氏とは、現役時代に中日で同じ釜の飯を食った間柄。私の3歳下で「権藤さん」「守道」と呼び合った。 地元名古屋の…
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コーチには2種類の人種 信用できるのは「進言」するタイプ
日刊ゲンダイ新春特別号の企画で、ラグビー日本代表スクラムコーチの長谷川慎さん、スポーツジャーナリストの二宮清純さんと鼎談、軽くビールを飲みながら3時間にわたって興味深い話をたくさん聞かせてもらった。…