著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

実家が空き家になったらまず考えるべきこと…ライフラインはどうする?

公開日: 更新日:

 親が介護施設などに入所し実家が空き家になると、さまざまな問題が浮き上がる。それを解決するために動くのは子供たちなのだが、イザとなると即決しきれないことが多々あるものだ。

 例えば電気、ガス、水道などのライフライン。単純に考えれば全て止めてしまうのがお得なのだが、家財道具や家族の思い出がたっぷり残っている。特に一戸建ては閉め切ったままでは建物の傷みが早い。定期的な清掃や空気の入れ替えが必要になる。すると照明や掃除機、トイレを使う。

 遠方から整理にやってくるならそのまま数日滞在することもある。何の躊躇もなく空き家として即売却できるならともかく、通常は家族で話し合いをしながら年単位で維持していくことになるだろう。

 ちなみに、これらのライフラインを維持したままだと月額4000円近い出費になるはずだ。地域差はあるものの電気、ガス、水道には基本料金が設定されているためだ。これは実家をどうすべきか、結論を出すまでの必要経費と割り切るしかない。それでも、節約できることはやっておくべきで、長期に使わない家電品のコンセントは漏電防止を兼ねて抜くのが基本。ただし冷蔵庫は電源を抜く前に掃除や庫内乾燥に3~4日かかるうえ水抜きなどの作業が必要なので、メーカーにしっかり問い合わせてから取り組みたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ