板東英二のバクロで話題 「植毛」の本当の値段

公開日: 更新日:

「カツラは経費で落ちるが、植毛はダメだった」――。板東英二が謝罪会見で明かした頭髪をめぐる国税との「攻防」。ネットでは早速、“ヅラ疑惑”が指摘される芸能人や司会者の実名が挙げられ、「ヅラだから経費」「植毛だから実費」といった“場外論争”まで始まっている。

 もっとも薄毛サラリーマンが気になるのは、板東が突然、カミングアウトした植毛のことだろう。

「現在は、後頭部や側頭部の自毛を皮膚ごと頭頂部に移植するケースと、コラーゲンなどを施した人工毛を使うケースの2種類があります。自毛を使う場合、切り取った皮膚を生理食塩水に浸しながら少しずつ移植するために1日がかりの作業になります。細菌感染などを防ぐために一定期間は患部の保護も欠かせません。金額は薄毛の程度によって50万~150万円ほど。人工毛は1本250円前後で、手術時間は4~5時間。2000本(50万円)ほど植毛するのが一般的です」(大手植毛会社)

 これに対し、「経費で落とせる」というカツラはオーダーメードで30万~50万円。板東にしてみれば、同じくらいのカネを使うのに、なぜ、植毛とカツラの経費の扱いが異なるのか――と言いたいらしい。では「境界線」はどこにあるのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇