おニャン子、マイケルも通った「セーラーズ」女社長は今…
85年、「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系)から生まれたおニャン子クラブ。デビュー曲「セーラー服を脱がさないで」の軽快なメロディーとともに、彼女たちが着ていた色とりどりのパステルカラーの衣装が若者たちの間で人気沸騰した。水兵さんがトレードマークだったブランド「セーラーズ」のトレーナーだ。そこの女性社長、三浦静加さんはマスコミで引っ張りだこになった。今どうしているのか。
■「渋谷にあったわずか9坪の店に終わりが見えないほど長~い行列ができました」
「女性誌『JJ』でセーラーズの商品が取り上げられ、まだ若手だったとんねるずやシブがき隊が着てくれたのが始まりでしょうか。その後、『夕やけニャンニャン』のディレクターさんからおニャン子の衣装を頼まれ、ブームに火がつきました。ホント、おニャン子の反響はケタ外れ、スゴかったですよ。渋谷にあったわずか9坪の店に、終わりが見えないほど長~い行列ができましたから」
世田谷の閑静な住宅街にある自宅で会った三浦さん、まずはこういった。
「“1日の入店は2000人まで”“15分40人の入れ替え制”“お買い物はおひとりさま15万円まで”“15歳未満の方は保護者同伴”とルールを作っても、商品が追いつかない。いきなり年商28億円を記録しました」