初の「CMソング」をゲット 田原俊彦に“完全復活”の気配
これをもって「トシちゃん、完全復活か」――田原俊彦(54)が南海電鉄のCMソング「愛が、多すぎる」を歌うことになったという。CMソングを歌うのは初めてだそうで、31日行われたCM発表会では歌のタイトルにひっかけて「愛が多すぎる生活ですか?」という質問を受け、「いや~、愛が多すぎて腰が痛くなっちゃって」と言いつつ腰を前後に激しく動かし、取材陣を笑わせた。
田原といえば、誰もが真っ先に思い出すのが例の「ビッグ発言」だ。94年、長女が生まれたことをマスコミに追い掛け回され、「僕みたいにビッグになると」とやって周囲から総スカン。以来、テレビ・ラジオから締め出され、転落の一途をたどっていた。一時期、タモリとの関係で「笑っていいとも!」にコーナー出演していたことはあったが、完全解禁とはいかなかった。
「転機が訪れたのは3年ぐらい前から。爆笑問題が司会をする『爆報!フライデー』にスペシャルMCとして登場し、爆笑の田中にイジられて徐々に世間の見方も変わってきてはいた。それでも、企業イメージを大事にする大企業からはCM起用されず、せいぜい企業イベントでオヤジギャグを飛ばす程度だったのです」(プロダクション関係者)
それがようやく、CMソングに。かつては「江崎グリコ」「ライオン」「ハウス食品」などアイドルCMの常連だったトシちゃん。これをきっかけに「完全復活」といきますか。