松本人志の兄・隆博さん「弟の七光は時間が解決する」
ダウンタウンの番組に以前、松本人志の家族がちょくちょく顔を出していた。とりわけ、兄の隆博さんは歌を披露するなど存在感をアピールしていたが、最近はあまり見かけない。隆博さんは今、どうしているのか。
■弟・人志の話だけで続けてはこれられない
隆博さんに会ったのは、埼玉のとある県立高校の会議室。つい先ほどまで、体育館で70分間の“講演コンサート”を行っていたのだ。
「高校、中学、小学校、それに幼稚園にも行きますね。年間50回くらいでしょうか。企業や各種イベントを合わせると、全国で年200回ほどになります。『働くって何?』『なんで勉強せなアカンの?』『生きるとは?』といったことが主な演題です」
なかなか壮大な話だが、きっかけは何だったのか。
「2008年に『松本兄のng』というエッセー集を出版しましてね。その本のテーマが働くって何……だったんです。だから、最初は本の内容に沿って話をしていて、合間に自作の歌を1、2曲くらい入れていました。それが、最近はもっと歌を増やしてくれと言われるようになって、今の講演コンサートという形になったんです」