本人やる気もファン不在 桜田淳子の芸能界復帰早くも暗雲

公開日: 更新日:

 自ら作詞・作曲を手掛けた新曲「ありがとうのかわりに」を引っ提げて、コンサートツアーを行う方法はあるだろう。山口百恵さん、森昌子と共に「花の中3トリオ」と呼ばれた往年のアイドルだ。森昌子は全国ツアーを精力的に行い、盛況だそうである。が、前出のプロデューサーはこう続けた。

「日本武道館をソロで満員にしたというならまだしも、特別公演で380人だと、地方公演をしてもプラスになるかどうか。やったとしても(全国)一周がせいぜいで、2回目、3回目をやってお客が来るでしょうか」

■テレビ出演NGの壁

 テレビへの出演は、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)がネックになって、こちらも難しい。芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。

「桜田さんが、芸能界の恩人でかつて所属していたサンミュージックの故・相澤秀禎会長に復帰したいとバックアップを頼んだところ、統一教会との決別を条件に挙げられたそうです。それをクリアできず、そのときの復帰話はお流れとなった。今回の復帰劇でも統一教会がネックとなっているだけに、本気で芸能活動を再開するならば、このあたりを決着させなければなりません。でも、今も所属しているようですし、記者会見も拒否では、民放からのオファーは望めません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が