相棒、リーガルV…“週間3冠王”立て続け「テレ朝」の野望
万年2位だったテレビ朝日が日本テレビを抜いて平均視聴率の「週間3冠王」に返り咲いたと報じられた。9月の第4週以来、今年2回目。
10月第3週(15~21日)の全日(6~24時)、ゴールデン(G・19~22時)、プライム(P・19~23時)の全ての平均視聴率でトップとなった。
日テレの編成局編成部長の岡部智洋氏は9月11日の改編説明会で「5年連続の(年間)3冠が盤石だとは思っていない」と話していたが、謙遜ではないようだ。
明暗を分けたのはドラマだ。テレ朝の人気シリーズ「相棒season17」(水曜・21時)は放送初回の17日に17.1%、「科捜研の女」(木曜・20時)は18日の初回に13.4%を記録した。また米倉涼子主演の新作「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(木曜・21時)の第2話(18日放送)は18.1%で初回の15.0%から大幅にアップ。
一方、17日に放送された日テレの「獣になれない私たち」(水曜・22時)の第2話は11.5%から8.5%にダウン。「ドロ刑―警視庁捜査三課―」(土曜・22時)の第2話(20日放送)は11.8%から8.6%と初回から視聴率を大きく落とした。