大谷翔平に羽生結弦…毎年恒例“変わり羽子板”の肖像権は?
“今年話題になった人物”をモデルにした年末恒例の「変わり羽子板」が5日、人形店「久月」(東京都台東区)で披露された。
平成最後となる今年、スポーツ、芸能、ビジネス、学術、社会など幅広い分野から選出されたのは合計9人。最多はスポーツで、大谷翔平、羽生結弦、大坂なおみ、タイガー・ウッズ、緒方孝市(広島カープ監督)の5人。さらにノーベル賞を受賞した本庶佑京大特別教授、ZOZOの前沢友作社長、「スーパーボランティア」の尾畠春夫さんに加え、芸能界からは「平成の歌姫」として数々のヒット曲を生み出し9月に引退した安室奈美恵も選出された。
いずれも職人の手による力作揃い。ところでちょっと気になるのが登場する人物たちの“肖像権問題”。特に芸能事務所に所属する芸能人や、肖像権の管理をエージェントに委託しているアスリートなどの場合、その辺りはどうなっているのか。主催者に聞いた。
「『明るい話題を提供してくれた今年の顔』ということで、非売品でもありますので、クレームをいただいたことはほとんどありません。ありがたいことに好意的に受けとめていただいているようです。作製に当たって本人に許諾を取ったり、謝礼を出したりすることもありません」(「久月」の担当者)