大谷「ア新人王」の陰にイチローの助言と自己チュー貫徹
大リーグ機構は12日(日本時間13日)、ア、ナ両リーグの新人王を発表。ア・リーグは今季二刀流で全米の注目を集めたエンゼルス・大谷翔平(24)が選ばれた。日本人選手では95年の野茂英雄(ドジャース)、00年の佐々木主浩、01年のイチロー(ともにマリナーズ)に次ぐ4人目の受賞となった。
大谷は、全米野球記者協会会員による投票で、1位に25票、2位に4票を集め、合計137ポイント。2位のミゲル・アンドゥハー(23)、グレーバー・トーレス(21)のヤンキース勢を抑えて栄冠を手にした。
ナは、日米野球で来日しているブレーブスのロナルド・アクーニャJr外野手(20=打率2割9分3厘、26本塁打、64打点)が選ばれた。
■チームより個人
大谷のメジャー1年目の躍進の裏には、マリナーズのイチロー会長付特別補佐(45)の存在があった。
4日放送のNHKスペシャル「メジャーリーガー 大谷翔平~自ら語る挑戦の1年」の中で、本人が明かした。オープン戦は打者として打率.125、投手として防御率27.00。やむにやまれずイチローに相談したという。