小池知事また圧力か?子飼いの都議が“竹山番組”ドタキャン
東京都がお笑い芸人のカンニング竹山に発言訂正を求めた騒動は、一件落着とは程遠い。世間の集中砲火を浴びる小池知事は、火に油を注ぎかねない子飼いの都議を抑えつけ火消しに躍起のようだが、そうはいかない。
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コトの発端は竹山が先月末のTBSの番組で、小池出演の動画制作費を「4.7億円」と誤認発言したこと。番組内で訂正したが、都の巨額広告費に注目が集まった。昨年4月から今年3月末の支出は11億円超に上る。
そこで竹山は、3日深夜のネット番組「カンニング竹山の土曜The NIGHT」(ABEMA)で、広告費の正当性について10日放送回で議論すると予告。上田令子都議と元中央卸売市場次長の澤章氏、それに小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の尾島紘平、岡本光樹両都議が出演予定だった。
ところが、尾島都議が出演をドタキャンした。「ABEMA」は9日午後、公式ツイッターに〈出演取り止めの申し出があったため企画中止となりました〉と投稿。その直後、尾島は〈都とTBS、サンミュージックとの間ですでに解決済のところ、あらためて私が出て行き議論を蒸し返すことは適切でない〉と辞退理由をツイートした。