「M-1グランプリ」オズワルドの決定的な敗因…下馬評1位も三度目の正直ならず
19日に開催された「M-1グランプリ2021」で明暗を分けたのが、優勝者「錦鯉」と最終決戦で敗れたオズワルド(畠中悠34=写真左、伊藤俊介32=同右)。
下馬評ではオズワルドが優位。「Yahoo!ニュースみんなの投票」「GYAO! M-1グランプリ2021 三連単順位予想キャンペーン」ともに1位を予想され、一昨年、昨年に続く決勝戦進出で“三度目の正直”に期待がかかっていた。
そして本番。ファイナリスト10組で争われた「ファーストステージ」では、「友達ゼロの人」のネタで挑み、会場は大爆笑。665点を獲得し、同率2位(655点)の錦鯉とインディアンスを抑えて、ぶっちぎりのトップに立った。
審査員も大絶賛。「メチャクチャ面白い」(松本)、「直すとこないんちゃう」(巨人)、「東京漫才の品のよさが出ている」(立川志らく)、「(関西弁の漫才ばかりでなく)標準語(の漫才も)好きになりました」(上沼恵美子)とベタ褒めだった。
しかしその後、オズワルド、錦鯉、インディアンスの上位3組で争われた「最終決戦」では、2本目の「わりこみしたオジサン」のネタで挑むも、7人の審査員のうち5人が錦鯉を選び、オズワルドとインディアンスは1票ずつで2位に沈んだ。