芋澤貞雄
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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

佐々木希の主演ドラマが視聴率1%割れ…夫・渡部建と“夫婦共倒れ”の危機

公開日: 更新日:

 佐々木希(34)の4年ぶり連ドラ主演作「ユーチューバーに娘はやらん!」(テレビ東京系)が“危険水域”に突入した。テレ東深夜枠(23時台)のドラマの合格ラインは4%前後といわれているが、「ユーチューバーに──」は初回に1%台後半の視聴率を記録した以降は右肩下がり。現在は1%を切るか切らないかの状態だ。

 主演ドラマがスタートするまでは佐々木の再ブレークを予想する関係者が少なくなかった。昨年秋に出演した舞台「酔いどれ天使」は好評で、芸能プロダクション社長令嬢の役で出演したNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」もすこぶる評判が良かった。SNSでは〈佐々木希ちゃんが可愛過ぎて、深津絵里からオダギリジョーを奪っちゃうんじゃないかとドキドキしました〉といった声もたくさんあがっていた。

「『ユーチューバーに──』での佐々木さんの“ダメ男に翻弄される薄幸の女”のイメージは、このドラマの企画を担当する秋元康さんが現実の彼女を思い浮かべながら考えたと聞いています。スタッフの間では『これが成功すれば、いよいよ秋にはゴールデン帯での主演もあり得る』と囁かれていました」(芸能プロ関係者)

 そんな夢も数週間足らずで宇宙の藻くずとして消えた。「カムカム──」と「ユーチューバーに──」の芝居の落差が大き過ぎると指摘する視聴者の声が多いということは、演出側からすると使い勝手が非常に難しい女優なのかもしれない。

強引な復帰で妻の足を引っ張った渡部建

 芸能関係者が首をかしげるのは、佐々木が絶体絶命のピンチに立たされている状況下にもかかわらず、謹慎中だった夫の渡部建(49)が、どさくさに紛れて現場復帰を強行突破したことだ。渡部が1年8カ月ぶりにテレビに登場したのは、新型コロナウイルスのクラスターが発生してしまったことで撮りができなくなり「ユーチューバーに──」が総集編になってしまった翌日のことだった。

 渡部の復帰についてはさまざまな臆測が流れた。視聴率が低迷している「ユーチューバーに──」を盛り上げるための話題づくりだとかテレビ局の秋の番組改編をにらむと、このタイミングで復帰をアピールするしかなかったといった話だ。

 しかし、渡部の復帰番組「白黒アンジャッシュ」のオンエア直後から、千葉テレビには視聴者からの抗議の電話が殺到。渡部サイドが考えていた以上に視聴者の嫌悪が強いものだと証明される結果になった。

 これに追い打ちをかけたのが、「白黒──」のオンエア直後に元アパレル会社社長・東谷義和氏によるYouTubeでの暴露だ。東谷氏は渡部の不倫に関するやりとりを、証拠の画像付きでさらした。

 渡部の汚れたイメージにさらに拍車が掛かった。

「もし渡部が妻の佐々木のドラマをサポートしようとして話題づくりのために復帰しようとしたのだったら完全に失敗ですね。実際、渡部の復帰後に『ユーチューバーに──』の視聴率は1%を切ってしまった。アシストするどころか足を引っ張ってしまった状態です。渡部に対する主婦層の嫌悪感は激しく、お気の毒にも佐々木にまで“飛び火”してしまったようです」(テレビ関係者)

 渡部の強引な復帰によって佐々木も“夫婦共倒れ”の危機にひんしているというのがテレビ関係者の間の共通認識といえる。

「それにしても(渡部の復帰が)、なぜこのタイミングだったのか疑問が残ります。復帰には事前の根回しが重要になってきます。せめて佐々木のドラマがオンエア中でなかったら、また違った展開もあったかもしれません」(女性誌デスク)

 渡部と佐々木夫妻は4月に結婚5周年を迎える。年始めに夫妻が知人に漏らしていた「5周年の記念日は2人で笑顔で迎えたい」という希望は、はかない夢で終わってしまうのか。

*番外編を【動画】でご覧いただけます。

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