不器用な所ジョージさんが「ナオコさん、ボク、友達いないんですよ」って言うわけ
所ジョージの巻
この連載で何度も繰り返し言っているので、読者の皆さんもおわかりだと思いますけど、アタシが気の合う人って、不器用で裏表のない人なの。
そもそも裏とか表とか、いろんな場面で変えられる人って、不器用とは言わないでしょ。逆に不器用じゃない人は、良い悪いは別にして上手に業界を渡り歩いて行ける。芸能界に限らず、どんな世界でも言えることですよね。どっちがいいかはわかりませんけど。
そこで今回の不器用な人シリーズ、って、いつからそんなシリーズができたんだよ!(笑)
話を戻します。不器用で裏表がない人ということで思い出すのが所ジョージさん。
所さんくらい自分のやりたいことだけをやっている人も少ないですよね。っていうか、自分ができることしかやらない。徹底していると思いますよ。アタシがよく言ってますけど、自分という木の幹がどんどん太くなっていくタイプ。
でね、昔、あれはテレビ局だったかなあ。ひとりでベンチに座って、ポロンポロン、ギターを弾いているの。で、「あら、ひとり?」みたいな感じで話しかけたのね。そしたら「ナオコさん、ボク、友達いないんですよ」って言うわけ。だから、その頃、アタシが仲良くしていたアルフィーを彼に紹介したの。そしたら坂崎と気が合ってね。2人共ギターが好きで、ある部分、マニアックなところがあるでしょ。そんなんで公私ともにいまだに仲良くしているみたい。