橋本環奈『おむすび』放送前から「駄作?」の声が…識者が分析する不安要素とNHK朝ドラ大ヒットの法則

公開日: 更新日:

 あす9月30日に放送が始まる2024年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」。主演は女優の橋本環奈(25)だ。間もなく始まる新作に対しては、《おむすびを楽しみに待ちましょう!》といった期待の声が続々だが、同時に《次の朝ドラ「おむすび」は地雷感漂うけれど、どうだろうなぁ》といった不安の声も、これまた多数上がっている。

 これらの投稿は「地雷」という言葉を使って、「おむすび」が駄作ではないかと不安がっているのが特徴。漠然とした表現だが、「地雷」という言葉の向こうには視聴者のどのような気持ちが隠れているのか。著書「ネットと朝ドラ」で知られるライターの木俣冬氏は、「朝ドラの新作がはじまる前は必ずこういう心配する声が上がり、もはや行事のようです。それも含めて朝ドラ人気ということでしょう」と指摘。「おむすび」に上がる不安の声を分析した。

■「おむすび」は「朝ドラのテッパン」からは外れている

「おむすび」は橋本演じる主人公・米田結(よねだ・ゆい)が管理栄養士を目指すストーリー。序盤の時代設定は2004年の福岡県糸島市だ。朝ドラの視聴層は「高齢者と主婦が多い」と指摘する木俣氏は、「朝ドラのテッパンは、実在のモデルがいて、その人が偉人で、かつ主として昭和の激動の時代を生き抜いた人物であることです」と説明。今作の設定が視聴者から不安の声を誘発している可能性に触れた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇