朝ドラ「おむすび」は不評だけど…「3000万」「宙わたる教室」は《やっぱりドラマはNHK》《今期一番》の声
《そろそろ離脱しそう》《話が進まない》《「虎に翼」の後だと薄っぺらく感じてしまう》……そんな視聴者からのコメントが多いのが、橋本環奈(25)主演のNHK朝ドラ「おむすび」だ。
「朝ドラ=時計代わりで見ている視聴者も多い。いい感想も悪い感想も盛り上がりやすいとはいえ、『おむすび』はまだ始まったばかりです。《つまらない》認定するのは、ちょっと早すぎるでしょう。もともと橋本さんは映画『キングダム』の河了貂や、連ドラ『今日から俺は!!』のヤンキーの京子のような、ひとクセある役柄の方が、普通の女の子役より似合うような気がします。『おむすび』も橋本さんがギャルになってからが見どころかも」(エンタメ誌編集者)
NHKドラマの「顔」とも言える朝ドラの不人気は痛いが、その一方で、今期の2つの連ドラが、スタート直後から《面白い!》《見逃せない》《今期一番かも》と人気上昇中だ。安達祐実(43)主演の「3000万」(土曜夜10時)と、窪田正孝(36=写真)主演の「宙わたる教室」(火曜夜10時)である。
ある脚本家は「どちらも初回で《これは!》と引きつけられた。そう話す同業者も多いですね。『3000万』は息つく暇ないクライムサスペンスで、複数の脚本家で進める“ライターズルーム方式”から生まれた作品です。ハリウッド映画や海外ドラマでよく使われる手法で、飽きさせない展開になっており、これが功を奏していると思います。『宙わたる教室』は、ストーリーは王道ですが、NHKはCMがないので見ている方は集中力が途切れない。こういった人の心の機微を丁寧に描く作品は見応えがあります」と話す。