悠仁さま合格で「筑波大学は核実験をやめろ」の陰謀論がまたもや…皇室ファンからは諫める冷静な声
秋篠宮家の悠仁さま(18)が筑波大学の推薦入試に合格されたとの一報が出たのは12月11日のこと。この日以降、来年4月の入学を前にして同大への注目度はうなぎ上りだが、そうであるがゆえと言えば良いのか、妙な言説がX(旧ツイッター)で再注目されている。それは、「筑波大学による核実験」だ。
見るだけで陰謀論だと分かる文字列だが、その“発生過程”はこうだ。要は、茨城県が地震が多い地域として有名であることと、同大が茨城県つくば市にキャンパスを置いているという「それだけの偶然」を拡大解釈し、「茨城県で地震が多い原因」を、同大が核実験をして「人工地震」を発生させていると“解釈”する勢力によって主張されている妄想なのである。
もはや、聞いている側の頭がおかしくなりそうな言説だが、それが無視できない大きさにまで拡大した過去がある。2020年4月26日に茨城県で、茨城県南部を震源とするマグニチュード4.8の地震が発生した際、当時ツイッターだったXには「#筑波大は核実験をやめろ」というハッシュタグが拡散。朝日新聞がこれを否定する記事を出したほどである。気になるその起源だが、Xの検索機能を使ってさかのぼると、初出か否かは不明ながら2016年9月9日の投稿までさかのぼることができた。