朝から女性用AVを延々特集…TBS「ビビット」の“迷走”は続く

公開日: 更新日:

 なんでこんな番組のコメンテーターを引き受けてしまったんだと、複雑な表情で画面を凝視する“夜回り先生”こと水谷修の顔がすべてを物語っている。

■ネーミングのセンスを疑う「ヨダレ飯」

 ほかにもAV制作現場に潜入し、撮影現場に密着するなど、なにをトチ狂ったんだTBS、といった感じ。視聴率不振で焦ったのだろうが、まさに貧すれば鈍すの典型。

 コメントを求められた水谷が「妻がコソコソ見てたら軽蔑します。堂々と見ていたらその日のうちに離婚します」と発言し、コーナーは終了。徹底討論するわけでもなく、何か提言するわけでもなく、ただのデバガメ根性。ますますいただけない。どこが「白熱ライブ」だ!

 ライバルの「あさイチ」(NHK)の「セックスレス特集」に対抗しているつもりかもしれないが、足元にも及ばず。こんな調子では有働アナも当分、安泰。毎朝、余裕で朝ドラ受けをやり続けるはずだ。

 ついでながら、水曜の「ヨダレ飯」というコーナーのネーミングも汚らしくていけない。私なら牛を想像するし、このセンスの悪さも番組のダメなところ。

 要領のいい国分太一は真矢の後ろに隠れて、日増しに気配を消しつつある。あるいは番組不振の責任を真矢に押しつけて前番組「いっぷく!」に続き、またもや自分だけが生き残る作戦かも!?

(コラムニスト・桧山珠美)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  4. 4

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 5

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  1. 6

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  2. 7

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  3. 8

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  4. 9

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”