鴻池運輸×センコーグループHD 人手不足が深刻な総合物流サービス2社を比較

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 物流業界の「2025年問題」はどうなったのでしょう。深刻なドライバー不足により、地域によっては路線バスの廃止や運休が起こっているようです。

 高齢者にとってバス路線は生活に欠かせない足かもしれません。この先、人手不足が日本経済にどんな影響を与えるのか。不安はつきません。

 今回はそんな陸運業のなかで、総合物流サービスを手掛ける「鴻池運輸」と「センコーグループホールディングス」の社員待遇を比較してみます。

 鴻池運輸は1880(明治13)年に現在の大阪市此花区で創業。製造業、医薬品、食品、化学品など幅広い業界向けに、輸送、倉庫管理、流通加工、包装・梱包など物流ソリューションを提供しています。また、製造現場への請負業務や、物流設備の設計・保守も行っています。国内外に拠点を持ち、グローバルな物流ネットワークを構築します。

 センコーグループは1946年の創業。その源流は16(大正5)年に誕生した日本窒素肥料の専属物流会社「富田商会」です。大阪に本店、熊本県水俣市に出張所を置いていました。現在は国内外の物流ネットワークを生かし、輸送、倉庫管理、物流加工から包装・梱包まで一貫したソリューションを提供。小売り、アパレル、医薬品など多様な業界に対応しています。

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