影響は老親に…槇原敬之に見てほしかった田代まさしの特番
「20年前にマッキーが覚醒剤で逮捕された際には、お父さんが法廷で泣きながら情状酌量を訴えていました。今回の逮捕後も79歳と高齢ながらマスコミの取材に応じ、『薬なんて、とうの昔にやめていると思っていました』などと話しています。心中はいかばかりかと……薬物による逮捕は本人だけでなく、家族も傷つけます」
エリザベス松本氏には、そんな槇原容疑者に見てほしかったドキュメンタリーがあるという。
そのドキュメンタリーとは、NHKが10日に放送した「【ストーリーズ】事件の涙『待ち続ける先に~田代まさしの息子として~』」。
タイトルが示す通り、覚醒剤取締法違反を繰り返し、昨年11月、再び逮捕された元タレントの田代まさし被告(63)と18年もの長い間、向き合ってきた息子でミュージシャンのタツヤの“ストーリー”だ。
「タツヤさんは何度、裏切られても田代被告を見捨てることなく、それどころか父親の逮捕のせいで離散した家族が、いつかまたひとつになる日が来ると信じている。『いい時、優しい時の姿を知っているから』と田代被告のことを語るタツヤさんの姿は、涙なしで見ることはできませんでした」(エリザベス松本氏)