冷えもむくみも解消 ふくらはぎを鍛え直せば健康になれる

公開日: 更新日:

 ふくらはぎのポンプ作用がうまく働かなくなると、心臓は血液を環流させるためにより大きな力を使って血液を送り出そうとする。その分、心臓や血管に負担がかかり、高血圧や循環器系の病気にもつながってしまう。

 逆にふくらはぎを鍛えて血流をスムーズにすれば、冷えやむくみ、高血圧や生活習慣病など、さまざまな体の不調を改善することができるのだ。

 中高年でもふくらはぎをしっかりトレーニングできる方法を稲川氏に解説してもらった。

<かかとの上げ下げ>

 両足を自然に開いて立ち、そのままゆっくり3秒かけてかかとを上げてつま先で立ち、静止はせずに3秒かけて戻す。これを10回繰り返す。足腰が弱っている高齢者などは、壁に手をつきながらでもOK。

<ふくらはぎ伸ばし>

 ふくらはぎの柔軟性を回復させることが大切。そのためには、かかとの上げ下げで使ったふくらはぎの筋肉をしっかり伸ばす必要がある。準備運動する時によく行われているアキレス腱伸ばしのような体勢で、ふくらはぎを伸ばす。足を前後に開き、前の足はかかとを地面につける。後ろ足のひざを伸ばしたまま、ゆっくりとかかとを上げ下げする。1、2、3のリズムで上げて、同じように下げるパターンを左右10回ずつ繰り返す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」