ジワ~リ効く「温断食」で肥満&生活習慣病リスクを軽減

公開日: 更新日:

食事と入浴で温める

 体を温めるために、まず食べ物と入浴方法を工夫する。

「ショウガは、辛味成分が血流を促進するため、体を温めてくれます。ニラ、ニンニク、ネギに含まれる硫化アリルにも、同様の効果があります。血栓予防に効果的な納豆も、血流促進に役立ちます」

 アルコールは日本酒なら1日2合、ビールなら大瓶2本程度の量であれば、血流を高める良薬だ。

「そして毎日の入浴。風呂の温度は、その時の体調との兼ね合いと“気分がいい”と感じる温度を選びましょう」
 肩凝りや腰痛がある人なら、42度以上の熱めの湯で入浴時間は5分以上10分以内。
 朝、なんとなくシャキッとしないと感じる人や胃潰瘍の人は、熱めの湯で朝入浴するといい。高血圧、胃腸不調、不眠症なら、38~41度のぬるめの湯で20~30分程度、体を温める。

 次に断食。こちらは朝食を抜いて1日2食にする“朝断食”から始める。


「ただし、脳や筋肉を動かすエネルギーは補給する必要があります。朝は朝食の代わりに、ニンジンとリンゴのジュースか、ハチミツとショウガを入れた温かい紅茶などを飲みましょう。量はコップ2~3杯程度です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い