豪州から上陸しブームに スーパー大麦の健康効果と摂取法
具体的な健康効果は?
「腸の働きをよくして便秘を改善するほか、大腸のバリアー機能を高めて肥満を予防したり、免疫力を高めたりする働きがあります。また、糖尿病や高脂血症など動脈硬化を引き起こす生活習慣病やうつ病などの予防にも期待が寄せられています」
特に生活習慣が乱れがちな中高年サラリーマンには、肥満や便秘の予防に効果アリ。実際、スーパー大麦によって、体重や体脂肪が減少したという報告もあるそうだ。
「“第2の脳”と呼ばれる腸内環境を整えることは、さまざまな生活習慣病を予防するだけでなく、ストレスを抑えることも考えられています」
■プチプチとした食感がクセに
では、摂取法は?
「1日に12グラムが目安。ご飯と一緒に炊いて食べることが多いですが、蒸したスーパー大麦をサラダや食材にかけて食べてもおいしいですよ」
時間がない朝はスーパー大麦入りのグラノーラとヨーグルトを混ぜて食べるのもオススメ。スーパー大麦を含む、おかゆ、そば、コンビニのおにぎりも発売されている。自分の好みとタイミングで摂取すればいいという。
おにぎりを食べてみると、甘味があって、プチプチとした食感がクセになる。まずはひと口試してみますか。