小学生時代からの「凝り」が突然…岩佐まりさん難病を語る

公開日: 更新日:

「もしかすると難しい病気かもしれません」

 1年前、医師からそう告げられました。最近の検診で「炎症が強くなっています」と言われ、病状が進行していることがわかりました。

「強直性脊椎炎」は、原因不明のリウマチ性疾患で、難病指定されている病気です。進行すると頚椎や脊椎が硬直して日常生活に支障を来すようです。原因がわかっていないので治療法もなく、痛みがひどくなったら痛み止めの注射を打つことぐらい。まだそこまでではありませんが、今は強い筋肉痛のような痛みが背中全体にあります。「今は」というのは、この病気は痛みの場所が半年~1年単位で変わるからです。これまで腰のときもあれば、肩のときもあって、今は背骨という具合です。

 さかのぼってみると、小学生の頃から肩凝りや腰痛を感じて悩んでいました。その凝りが、あるとき変化したんです。「手足に力が入らない」という感覚です。しびれるような状態だったり、ずっと座っているのがしんどかったり……。それがどうにもひどくなり、近所の整形外科を受診したのが5~6年前のことです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ