健康増進やモテにもつながる シニアから始める楽器の効能

公開日: 更新日:

 誤嚥肺炎の予防ならフルート、サックスなどの管楽器がいい。

「タンギングは声帯周辺の筋肉を鍛え、ブレスで腹式呼吸が身に付きます。この連動で大量の酸素を体内に送ることができるようになり、呼吸器以外の内臓にも健康効果が期待できます」

 楽器が直接関係するわけではないが、アンチエイジングや美容には「姿勢を整えたり、口角を上げたりすることが求められる歌やボイストレーニングがいいですね」と言う。実際、鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授と第一興商が行った「歌の健康効果」の調査では、〈歌唱が酸化ストレスを抑えることで多くの疾患を予防し、老化を防ぐ可能性〉を指摘している。

 島村楽器HPによると、「島村楽器音楽教室」の60代の人気コース(男性)は1位ピアノ、2位サックス、3位アコースティックギターだ(別表②)。

「ピアノは過去に習っていた再チャレンジの方もいますが、サックスやアコースティックギターに関しては、定年後から始める初心者は多いです。60代からでも上達できます。夫婦やお孫さんと演奏したいと一緒に通うケースもあります」(広報担当者)という。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束