6秒待てば穏やかに 現役医師に学ぶアンガーマネジメント術

公開日: 更新日:

「医者の場合は、医療スタッフがミスをすると患者の命に関わる場合もあるので怒るわけですが、一方で下手に感情を出すとそれに反応して激高する患者も中にはいるので、自分の気配をなるべく消すような訓練もしているものです。医者がカッとなるときというのは、患者や医療スタッフに対して上の立場から、自分の言い分を押し通そうとする自意識が働いているものです。しかし、年を重ねてくると、“どうせ思い通りにならないのだから、あるがままに任せていたら状況の中で自然に道が開けるだろう”という境地になってくる。そうなると、もう怒ることもなくなるものです」

 前出の渥美院長によると、猛暑のさなかなどもイライラが募るため、怒りやすくなるという。

 季節はようやく暑苦しい夏が過ぎて秋に入ったところだが、たとえ暑さがぶり返しても、怒りのコントロール術を身につけた医師の教えに従えば、怒りを爆発させることもなくなるはずである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動